前進に必要なのは、自己受容と視点だけ〜強みと可能性のグループセッション | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

 HSP/HSC プロデューサー 皆川公美子です。

HSPさんの会は、もうほんっとに落ち着きます。

今日も穏やかでそれぞれの方の個性が際立つグループセッションでした。

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認知特性でそれぞれの特徴を形で見たら
 
「こりゃー話が通じないときもあるわな」という経験談が聞かれました。
映像系の人は、言語ばかりで攻められるのが苦手、
言語系の人は、ふわっとした体感で攻められるのが苦手、
もっとちゃんと説明してよ!ってなっちゃう。(笑)
 
今日は特にHSPさんの情報量の多さ、
世界の掘り下げの深さ、
 
ひとつのことを多角的に見ていることが
どんなに人と話が通じないか、という話題が何度かでました。
 
「このことを説明するには、
その原因のAも、原因Bも その経緯のCも、 みんな言わないと気がすまない。
だって全体として成り立っている話なのに
ある部分だけ話たって伝わる気がしない。
これも言わなきゃ、あれも言わなきゃ、あっちも補足しなきゃと」
そう思って、延々と話すことになり
 
途中で
「いや、このことはそもそも相手にとって興味のあることなのか?」
というのが気になり出し、
 
または
相手がどこまで続くかわからない長い話に、」すこしイライラしているようなそわそわしているようなことが感じられると
 
もうやめとこ、って思い切り途中で話を終えるようになったりするんです。
 
・・・・・・・・・
 
このことは、相手より考えの深さや緻密さの量が大きいときに起こります。
 
相手からしたら
 
感知できない、理解できない領域について
延々と話される感があり、
居心地が悪いのですよね。
 
だからどこまで話せばいいんだろうといつもすっごく迷うんです。
 
このことに共感する方は一定数いらっしゃると思いますが
HSPのなかの全員ではありません。
 
 
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日本では学校時代に「和を重んじる」ことを
第一優先に教えられます。
 
そこで目立っちゃいけない、
嫉妬されて傷つきたくない、
そういう思いが出てきたとしたら
覚えていないかもしれませんが
そのことで ひやっとしたり
悲しいい思いをしたり
身体が縮こまったような孤独感や
阻害感を感じたことがあるはずなんです。
 
そういう経験がない人が
目立っちゃいけない、
嫉妬されたくない、と
防衛線をはることはないはずなんです。
 
日本の「和」のなかで育つなかで
「相手に合わせなきゃ」という
実際の必要よりもずっと大きな「合わせなきゃ」が育ってしまって、
それだけならそれほど害はないのですが
 
それが結果自分を押し殺すことにつながり、
自分の「これ、やりたい」が出てきた0.1秒後には
「いや、これをやるのが正しいはず」がでてきて
ほんとうの気持ちにさっと蓋をする。
 
それが学生やっている間中起こり続けるとどうなるか。
 
自分のほんとうの気持ちや
自分の正直な「これやってみたい」が
本気でわからない状態になってしまうことがあります。
 
 
本来、自分の好きの傾向は子ども時代につかんで、
職業を得るときにはやりたいこと、を基準に
そこに強みを加味して選んでいくのが健全なのですが
 
悲しいかな、今の日本ではそれができないことが多いのです。
 
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でもいつからでも全く遅くない。
 
わたしたちは自分の人生を
しあわせと成果の重なるところで
成果はなくてもしあわせがあるところで、
自分の生命のエネルギーを循環させて
自分のやること、自分の居場所を見つけていきたいですね。
 
 
それには気楽な気持ちで
プロセスを楽しむこと。
 
次はぜったいきめる!みたいな
次がゴールだ!みたいな気持ちでいると
「ちょっとちがうっかも、るん!」という軽い気持ちでいろいろ試せなくなります、
自分の気持ちを多少デコレートして
「こっちに違いない」と自分を偽ることがおこるので
 
ま、なんでもやってみましょ。くらいの
軽さがあるということが意外に大事です。
 
・・・・・・・・
 
 
それにしても今日の認知特性のチャートで
「皆川さんのブログ読んでて、え!!ここで終わり?次を待たないといけないの?
もっと読みたい!」と思う、言語系のみなさまと
 
「皆川さんの記事、長すぎるちょっとtoo much ってなるときあります」という方と
わかれて
 
すっごいおもしろかった!笑いました。


そうなのですよ〜。認知特性が違うだけで
見ている世界が違うのです。
 
まだいらしてない方はぜひどうぞ。おもっしろいから。
 
あ〜今日もよく笑いました。
 
素敵なみなさま、ほんとうにありがとうございます!
 
出口のところで5人でかたまって別れがたくFBを交換しているお姿を見て
ほんとうに嬉しかったです。
HSPはHSPと知り合っていくときに、
ほんとうに安らげるのびのびできる世界を見つけられることが多いから。
半分はそのために開催していると言ってもいいかもです。
相手にあわせて、話を我慢する世界からイチヌケしましょ。
 
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認知特性と強みと可能性のグループセッション。
9月までは満席いただいています。ありがとうございます。

記事はこちらで告知しています
https://ameblo.jp/kumikokkkn/entry-12495958088.html
 
10/3 残2
10/9 残2
10/11残3  となっています。
 
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