HSPの仕事術〜時間軸<未来>の人をあまり見たことがなーい | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

 

人の才能と資質が大好き、皆川公美子です。
 
人の資質で【見ている時間が未来か今か】というのがあって、
それが生まれつきで変更不可なことが多い、ということが言われてます。
 
 
未来に注目しようとか今に注目しようとかじゃなくて、
知らず知らずのうちに、その時間軸のなかにいる、というようなもの。
 
 
未来を見ている人は、目的・目標にいっつも意識があるので、
たとえば子どものころに、友達の家に行くって決めたら、
脇目も振らず一目散に友達の家を目指していくタイプ。
今を見ている人(基本の時間軸現在)は、今起こっていることを味わっている傾向が強いので、友達の家いく、って決めてるのに、道端の花を見たり、子どもだと虫追いかけたり、であった友達と話し込んじゃったり、そういう子。
 


 
 
もちろんどっちかに完全に偏っている人はいなくて、8:2とか4:6とかグラデーションになっています。
(それでないと現在形100%の人は、待ち合わせできない、バスに間に合わない、予算とか絶対無理とそういうことが起こりますよね)
  
  
今日考えていました。
そういえば、HSPのかたとたーーーくさん会うけど、未来系
にほぼ傾いている人って、いたっけ????いたっけ???
 
 
 
  
・・・・・ほぼ見たことない気がする。(笑)
  
 
  
 
だから仕事術も、「1年後にこうなっていたい!」と未来のゴールを設定して、

そこから逆算して段取りをつけるやりかたはまったく向いてないのです。
(汎用性のあるやり方としてビジネスでよく使われるやり方なので

それが正しいか間違っているかじゃなくて、合うか合わないかのお話です)

 

 
なぜかって「今感じている、自分がこうある状況」と
設定している「こうあるはず!」な状況のあいだの差が開いてきて、
その開きに、繊細さや
感受性がついていけないことが多い。
気持ちが悪すぎて。
 


 
だって今のこれ、私じゃないよ、みたいな。
完全にそれを感じない鈍感力つけてやり続けるか、
見て見ぬ振りで抑え込むか、しか方法がないですけど、
それ無理だしなあ。
 
 
だいたいの方向性は決めているけど、やってみて少しずつ内容変えたり、お客様層の向きを、自分の感性に気持ち悪さがでないよう現実とのバランスを軌道修正していく、というのがうまくいく方法な人が多いです。
 
やってみて、つぎ!
でもいいんですよね。 

体験しながら、確かめながら、軌道修正していく、という方法です。
 

 

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