他動詞から自動詞へ。仕事観の革命〜やっちゃん先生の仕事論 | 晴れ、ときどき、美学。 皆川公美子のクミシュラン~★★★ 

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先日、感性キッズの「子どもたちの居場所はどこだ」のなかで

東京・三鷹の探求学舎の宝槻先生の授業をご紹介させていただきました。

その授業のキャッチフレーズは「子どもたちに驚きと感動の種まきをする」

 

見ていたお母様方がこころを動かされ(お母さんのほうが!)、

その後「体験に申し込みました〜」とおっしゃっていること

たくさん聞きました。

そのやっちゃん先生が、仕事論についてFBに投稿され、いたく共感したので

シェアさせていただきます。

 

「他動詞から自動詞へ」

 


image

仕事における、他動詞から自動詞への変換のお話です。

 

 

 


<やっちゃん先生のFBより引用>

世の中はそろそろ梅雨シーズン突入ですね、
今も雨が降っていますが僕の心は晴れてます、というお話。


僕が運営する学習塾、探究学舎は今年7年目に突入します。
それはそれは色々なことがありました。
チームが分裂したり、生徒がどんどんやめてったり。
新しいことがうまくいったりいかなかったり。

 

そんなこんなで今年も頑張ってるんですけど、

「え?」という異例の事態に遭遇してます。

というのは、来週スタートする「ことば編」という授業の体験授業予約者の数が100名を超えたんです。
1週間で100名の方が体験授業に訪れる、というのは未だかつてない事態!


しかも1年でもっとも体験授業参加者が多い4月の実績を大幅に超えるという状況に
「え?なにこれ?」という心理状態になってるわけです。

ちなみに去年の6月の体験授業者数は10名程度。

 

そう、一般的に6月というのは4月の入塾ラッシュが一息ついて、

塾の募集よりも運営に力を入れて次の夏休みに備える時期なんです。

大手の塾はわかりませんが、小中規模の塾であれば皆同じ。

おそらく6月に体験授業が100名を超える塾・教室というのは存在しないんじゃないか、
ぐらいの異例の事態なのです。

 

いやいや、それって広告費をガッツリかけたからだろ!
というツッコミに対しては、
「確かに広告費も使ったけれど30万程度、Facebook広告のみ」
というのが実態です。
そもそも広告を見て予約した人は30名くらいだと思われるので70名が自然流入となるわけです。


これを聞けば、たぶん全国のほとんどの塾長が「え?」となるでしょう。
広告費の費用対効果もやばいけど、自然流入の時期と数がやばすぎる。
そのくらい意味不明。

 

で。

 

ここまでの話は、「おいおい、自慢話かよ」っていう読後感になるでしょうが、
本題はここから。
そして自慢話をしたいわけではない。
むしろ、この状況を探究してみたい。

 

この記事のタイトルはこれ↓
 

「広げようとするな、広がるのをまて」

 

ちょっと話は変わりますが

「スケール」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
たぶん近年の起業家用語だと思うんですけど、「広げる」という意味のワードです。

 

どうすればスケールするか?
※どうすれば事業規模を拡大できるか?

 

というのは起業家や経営者であればみんなが肚に思ってること。
特に、株式調達などをしてステークホルダーに拡大を約束すれば、
スケールは不可避、至上命題となり始めます。


社内のみんなが「どうすればスケールするか?」という問いを中心に全て、
文字通り「全て」を組み立てようとし始める。


しかし、こうした企業行動に対して僕はかなり懐疑的であるし、
この常識を疑うことで自らが取り扱うべき本当のイノベーション領域が見える、
という持論を以下に展開します。


僕が「スケール」というプロセスに違和感、
いや疑問の目を向け始めたのは 中野民夫さんという人物(ワークショップという概念を日本に導入した人で現在東工大の先生で業界では有名人。なお「ワークショップ」という書籍を岩波から出版してるぐらいすごい)に初めて会った時に、
「他動詞から自動詞への革命」という言葉を聞いた時に遡ります。


他動詞というのは、「自分が他者に働きかけて〜させる」というような動詞で、
例えば「買わせる」とか「登録させる」とかそういう類の動詞です。
「変える」というのも他動詞。私があなたを変える、これは他動詞の文脈です。
 

では、あなた自身が自ら変わる、これはどうか。
そう、これが自動詞の文脈。「変える」は他動詞だけど、「変わる」が自動詞。

これが他動詞と自動詞の違いです。

 

そして。

 

僕は、ここに世界の本質があると思った。

多くの人々、特に資本主義のルールや成功体験に心を奪われてしまっている人は気がつかないだろうけど、

これこそ世界の本質、人間の本質に迫る、とっても大切な視座であると思った。

 

私たちは知らないうちに「他動詞の文脈に乗る」ことが

成功へと至る王道であると思い込んでいるのではないか。

「make the world better place」

「世界をより良い場所にする」

なんてカッコイイ言葉を耳にして「私もそれやりたい!」みたいに感化され、

いつしか「私が変えてやる」ということを本気で思い込んでしまうのだ、

そういう風に世の起業家や経営者の気持ちを捉えるようになった。

 

私は成功を手にしたい。そのためには顧客の行動を自社にとって有益なベクトルに変えなければならない。

そのためには・・・どうすれば、相手を説得できるか。

どうすれば相手から共感を得られるか。どうすれば、どうすれば・・・

 

こんな風に、人を、顧客を、他動詞の文脈でコントロール術を磨くこと、

それこそが成功を手にすることであり、世界を変えるイノベーションを起こすこと、

こんな風に人々は考えている。

 

しかし、本質はそこにはない。

 

そう、世界が変わるときは、自ずから変わる。

私が変えるのではなく、世界が変わる。これなんだ。

そういう視座がボコッと立ち上がって、

それ以降僕の心の中心に

「他動詞から自動詞への革命」というフレーズが存在感をますようになる。

 

そして思った。

自分がやるべきことは顧客、すなわち保護者や生徒を変えることではなく、

保護者や生徒が変わっていく環境を整えることなのだなと。

私は環境を整える。ここに注力はする。しかし顧客には注力しない。

全ては顧客自身、あなた自身が変わっていく、それしかないのだと。

 

そのように思ってからは、自らのあり方とやり方が変わるようになった。

顧客が驚いたり感動したり、自ら変化したい、そう思える「器」を用意する。

それこそが自分の「仕事」なのだと。

そう定義した時に「仕事観」がまさに「変わった」。

自分自身に「他動詞から自動詞への革命」が起こった。

で。具体的にそれは何なのか?

広げようとする思考、あるいはそれに紐づく打ち手、

そういうものに情熱を注ぐのではなく、どうすれば「広がっていく」プロセスを体現できるのか?

これがテーマ。

 

ということは、私の仕事をwatchする人々が、興味をもったり、驚いたり感動したり、

どうしようもないくらいの気持ちで友人にシェアしたり、

そんな顧客行動が「自ずから」沸き起こっていくのをどう待ち構えるか。

そういう思考法が中心になるわけです。

 

そうしたら結構シンプルな結論にたどり着きました。

 

1:ビジョンを研ぎ澄ます
2:ビジョンを体現する

 

結局、これに尽きるんだなと。

私の仕事のビジョンを今言葉にするとすれば、

「勉強→探究への学習革命を子どもが体現する」とか

「探究学習の文化が広がっていく」とか、

そんな言葉になります。

 

これは「適合→創造のシフト」と表現しても良い。

これまでは勉強をして偏差値を上げて優位な学校に進学して、

結果、社会的に優位なポジションをゲットする、そのために勉強する。こういう行動原理が基本だった。

しかしこれからは違う。

 

社会的に優位なポジションを求める学習行動よりも、

自らの内側にある創造性や表現性を拡張して、

「自分が好きなことややりたいことを見つけてそこに情熱を傾ける人生」、

すなわち「さかなクン」みたいな人生にチャレンジすることが目的になる。

そういう自らの変化、自動詞の革命を人々は体現したい。

それが教育改革の本質であると整理できるようになった。

 

しかし、そのためには、「これまでの常識」を振り払い

「これからの常識」に確信を抱けるプロセスを、子どもたちが、その親が、

手応えのある形で手に入れていく必要がある。

 

では、僕は何をすれば良いのだろう?

そうやって突き詰めていった先に見えてきたもの。それが

「これまで体験したことのない圧倒的な体験」というものを用意する。

という視点。

これをたぶん意識か無意識かはわからないけれど、

ずーーーーと突き詰めてきた時間があったんじゃないかなと。

 

その時間をブレずに過ごしてきた結果、

たまたま、この時期に、こんな風な形で、結果として現れてきたんじゃないかなと。

そんな風に自分の状況を整理しています。

 

という訳で、僕自身は僕なりのプロセスの最中で、

僕なりの結果にたどり着いた今だからこそ、世界に向けてこう言いたい。

 

「他動詞から自動詞への革命を体現せよ」
「広げようとするな、広がるのを待て」

 

※あ、最後のキャッチコピーが他動詞じゃん!笑
なかなか他動詞の文脈からは抜け出れないんだなぁあああああ!

 

<引用終わり>

これを周波数講座のことばにおきかえると、


「わたしは場を整えるだけ。
そして自分のビジョンを研ぎ澄まし、
太いエネルギーでもって届けようと
意識をむけるを丁寧にやる。」

となります。

 

みなさまのお仕事のうえではいかがでしょうか。

やっちゃん先生の

突き詰めていった先に見えてきたもの。それが

「これまで体験したことのない圧倒的な体験」というものを用意する。

という視点。

のところは何になるでしょうか??

 

それさえわかれば、あとはやるのみです。

 

自分を起点に、自分のあり方とやり方に注目し

それをさざなみのようにひろげていく。


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