【開催報告】漢字の画数が覚えられない子、結論はまだ?とイラつく夫〜感覚FIVE会 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

クミシュラン皆川公美子です。

久しぶりに感覚FIVE会を開催させていただきました。

この会はご自分の思考タイプ、情報処理のタイプ、表現のタイプが
視覚、聴覚、言語系のどこに重点があるかということを
テストシートを使って明らかにしながら

要するに
自分が見ている世界と、他の人が見ている世界の違いを感じ取っていただこうというものです。

 
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左から
元外資系秘書
戸枝明美さん


保健師・チャネラー・フラワーデザイナー
安藤実里(みのり)さん

絵に言の葉を添えます
篠崎優美さん
ヴィオさん

意識デザイナー・スピリチュアルカウンセラー
松田仁さん

資産運用アドバイザー
柿添あいさん

ジャズシンガー
アユーラさん

にお越しいただきました。
 

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場所は大好きな国立新美術館。

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ワーク中。

 

 

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面白かったのは、言語系の方がいち早かったこと。

 

 

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今回は言語を軸にしている方が多かったです。

自分のなかで物語にしていたり、
映像と言葉のあいだを行ったり来たりしている、
または
言葉を言葉のまま、
何かに変換することなく
処理していらっしゃるという方もいました。


映像処理の方は概して結論や全体を見たいという特性があります。

言語、聴覚系の方は、概して経過が大事で
ああで、こうで、こうで、ああでとプロセスを楽しんでいる。
という特性があります。

その結果、

「もう~~~~、前振りはいいから早く結論言って~~!」
(視覚系➡︎聴覚系)

とか

「こうなってああなっってを楽しんでるうちに、結論はなんだったか
わからなくなっちゃうの~」とか(聴覚系のつぶやき)

そういうことが起こるわけです。
 
でももちろん、ひとの特性は、バランスがどこに偏っているかという問題で
どこかひとつだけの特性でいきているということはありえません。

ファンタジータイプのひとは映像と言語のあいだを行ったり来たりしているわけですし、

辞書タイプのひとは、聴覚と言語のあいだをいったりきたりしています。
 

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会が終わった後で、ニキ・ド・サンファルの展覧会にいきました。

 

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ニキ展をイメージした展覧会ケーキ


会のなかで
意識デザイナー・スピリチュアルカウンセラーの
松田仁さんが、時間軸についてお話くださいました。

時間に対する意識には
アラブ型と西洋型とがあって、
自分の体を突き抜けて前後にはしっている時間のイメージはアラブ型、
自分を通らずに左右とかにはしっているひとは西洋型だそうです。
未来から今への時間軸を整理して段取りをするのがうまいのは
西洋型、というお話をきいて、
みんなでなるほど~~~となりました。


算数ができて、数学になると急につまづく子は
映像でとらえていて、概念にもっていくのが苦手という子が少なくありません。

また、算数の途中式をすっとばして答えがでがちな子は映像系の子に多い。

そして学校の先生は言語系に偏っている場合が多いので
(言語で理解して、言語で表現するテストをくぐり抜けている方たちなので
当然ですよね)
映像系や聴覚系でものごとを理解する子ども達のことをわかりづらい。


ということが90年代に問題になったこともありました。
先生の認知特性タイプに多様性をもたせたほうが、
多様な子どもの特性に合わせた授業になるし、
理解されない認知特性の子どもがすくなくなるのじゃないか、、、と。

けれどもやはり、プレゼンや説明が苦手な映像系の人が
先生という職業につくことがむずかしかったりという現実があり、
その議論は下火になったようでした。


お子様が、漢字の書き順をどうしても覚えられないというお母様、
お子様は映像認知の特性で、
もしかしたら漢字を図形としてとらえているのかもしれません。
そいういう子は、書き順がいつまでたっても覚えられません。

でも別の強みがありますから、
心配いらないです~
例えば映像認知の子どもは写真にとったように人の顔を覚えることができます。
私など、人の顔が覚えられなくて恥ずかしい思いをすることが多々有りますが、
接客や営業職の人で、
人の顔を覚えられることを強力な武器にしているトップセールスも
少なくありませんね。


弱いところはクローズアップせずに
自分の強みで勝負すればいいと思うのです。


リハビリテーション理論などでもそうだといいますが、
弱い(できない)ところはフォーカスせずに
強い(できる)ところをフォーカスして訓練していくことで
全体的な能力のかさあげになるので
結果として弱いところも伸びてくる、ということが
起こるそうです。


なんか話がそれちゃったかな、
まあいいっか。(笑)





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