20年たって自分はどうなっているだろう?~季節うつろう音像 。加古隆さんサントリーホール・ライブ | 晴れ、ときどき、美学。 皆川公美子のクミシュラン~★★★ 

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感性キッズ〜感性は人生のセンサー。
親も子も、本来の自分で自分の人生に熱中しながら生きていく


テーマ:
リンカラ ~ 皆川公美子です。


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レコード会社時代から、もうかれこれ20年のお付き合いになる

加古隆さん。

作曲家&ピアニスト。

森田芳光監督「家族ゲーム」
TBSドラマ 唐沢寿明さん主演「白い巨塔」
NHKスペシャル「パリは燃えているか」
化粧品のコマーシャル ジブラルタルの風
映画「博士の愛した数式」
先週封切り  岡田くん主演「蜩の記」

等々、いっぱいありすぎて書ききれません。きっと誰でも「あ、このメロディーね」と

聞き覚えのあるフレーズがあると思います。

現代音楽・ジャズ・クラシックを融合した独特な音楽で

「ピアノの詩人」と言われています。

今日はお呼ばれで行ってきました


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加古隆さんの音楽は、

「心象風景」です。

切り取られた場面には「人のいない風景」を感じる。

加古さんというひとりのアーティストが

立っている。

そのまわり360度の風景をぐるっとカメラを

パーンさせて、撮る感じです。

とても透明で張りつめた空気。

秋や冬の朝のような

限りなく美しい空気を感じます。

そして切り取られた風景には時間がない。

または永遠、なのかもしれない。




レコード会社時代には、

私は加古隆さんのレコードの制作担当でしたので、

いろいろな録音現場でご一緒させていただきました。


リズムの正確さ、ノリのよさ、的確な音楽的つっこみ感(笑)で

ピアノの音色に、そして音楽全体に

まるで刃モノのようなエッジを感じていました。

レコーデイィングにも一切の妥協がなく、

それはアーティストにとって当たり前のことですが、

仕事に対する厳しさもたくさん教えていただきました。




月日は流れて、

今日。

もちろんプロとしてのきびしさは滲みつつも、

そこはかとないファジーなやさしさが音像のまわりに

漂っていました。



驚きました。

20年以上にわたって、一人のアーティストの音を聴き続ける。

これほどの贅沢があるでしょうか。



音、そして音楽にはその人の心の風景がうつります。

例えば、文字だって、

絵画だって、

優しい人には優しさのキャラクターが、

エッジのきいてる人にはエッジのキャラクターが、

やはり漂ってしまうものですよね。


これはどういうことなんでしょう。

場の記憶ではないけれど、

存在しているその人の情報の記憶、

なのかな。
これからも研究していきます


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クレーの絵につけた音楽、

北斎の絵につけた音楽。

どちらもすばらしかった。

西洋のものか、東洋の
ものかもわかる。

演奏するのに、あまりに集中力がいるので、

終わった直後、「今立っているのもやっとなんですけどね

と言って、会場を沸かせていらっしゃいました。笑


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それにしてもサントリーホール、すばらしい。

近くに住んでいるシアワセを感じます。

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そして岡田君の映画も楽しみだ。

もうすぐ見に行こう

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秋の六本木。


一年で一番気持ちのいい、幸せな風。


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