八王子から少し先。

 

三連休の初日ということもあって、道路は渋滞する。

 

 

 

ぎりぎりで間に合い、ステージを終え、また戻る。

 

怒涛のキャンペーンだったけど、お客さまは暖かく、ああ、こういう方々に支えられているんだとわかる。

 

 

このブログを見ていますとおっしゃる方も多く、また恐縮する。

 

 

 

 

私の右往左往するさまが書かれるこのブログが、多少のお力添えになれれば幸せだ。

 

 

それほど、誰もが右往左往しながら生きている。

 

答えがないし、近道もない。

 

 

 

 

 

ときどき、その「近道」を探して「占い」にハマる人もいる。

 

 

そこに迷いの「答え」を見つけようとする。

 

 

私も、何回か行ったことがある。

 

 

星占い、ホロスコープというもので、生まれた場所時間を示すと、科学的情報が出てくる。

 

 

つまり、生まれた時間の空の様子、星の様子から導かれる性格や運命。

 

 

 

事実、かなり当たるなあと思うことも多い。

それをココロのよりどころにしたことある。

 

 

 

 

でもあるとき、気づいた。

 

 

 

こういうものを人生の羅針盤にするのは、ズルいんじゃないか。

 

 

自分で考え、自分で選ぶ、その道の長さを自分で迷いながら歩く。

 

勘をきたえ、アタマを使い。自分の羅針盤で歩く。

 

これがまあ、カッコいい人生の歩き方じゃないかなあ。と。

 

 

 

幸せへの道を、なるべくショートカットで行きたい、と思うのはみな同じだけど、どうもそんな近道はないらしい。

 

 

 

 

 

さらに、この頃はその「幸せ」ってものが、いったいどういうものなのかわからなくなってきた。

 

 

人生の「勝ち組」と「負け組」なんて区別もわからなくなってきた。

 

 

 

 

どんな状況でも、その人それぞれの気持ち、ココロの持ちようがすべて。

そんな気がしてきた。

 

 

 

お金があってもなくても、家族がいてもいなくても、仕事が順調でもそうでなくても。

 

とりあえずココロを機嫌よくさせよう。

 

とりあえず笑顔を作ろう。

 

 

 

 

未来におびえるより、今笑おう、今微笑もう。

 

「未来」は「今」の重なりだもの。

 

そうしてココロの中に自分の王国を作ろう。

 

ココロの中に王国ができたら、もう怖いものはない。

 

 

 

 

 

なあんて、思えてきたんですなあ。

 

これも年の功ってやつかもしれません。