先日、作詞家の阿久悠さんが綴った詩
「凛とした女の子におなりなさい」
を読みました。
「凛」という言葉、好きな言葉の一つです。
凛とした女性になりたい
若い頃から…
10代の頃からかな、思っていました。
そのころの私に この詩を教えてあげたいな。
そう思ったので 備忘録として残したくて
ブログに記しておきます。
「凛とした女の子におなりなさい」
女の子だからといって
ヨワヨワしていたり
メソメソしていたり
何かというと他人を頼りにして
愛しいと思われてみたり
そんな子である必要はないのですよ
助けてやりたいとか
庇ってやりたいとか
守ってやりたいとか
男にとってはいい気分だろうけど
そんなもの 美徳でも
魅力でもありゃしない
いいかい 女の子だって
強くってもいいんだよ
粗雑であったり
乱暴であったり
不行儀は困るけど
ちょっとした挨拶の誠意と
心地よい微笑の会釈と
問われたときにハイと答える
善意さえ感じさせれば
強くっていい
男は自分が弱い者だから
縋(すが)りつく子を抱きしめるが
そんなのは三日だけの愛しさ
あとは 只の重荷になる
傷つけないようにハッキリ言い
侮辱を感じさせない態度をしたら
あとは 自由に生きなさい
強く生きなさい
自由で強くてやさしい子を
凛としていると言います
凛とした女の子になりなさい
凛とした・・・・・・
近頃いないのです
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物心ついた頃から母親に
「強く生きなさい」と言われ
自分の足で立ち 歩み、
何事も自分で判断し、行動するのだと
言われていたからか、
無理して強がってみたり
甘えることができなくて
かわいげがない、、なんて言われたこともあったかな
いま思えば、
「守ってあげたい」
なんて言われたことなんてないかも!
子どもの頃は、
ここまで自分でやるの?
と思ったこともあったけど、
社会に出るようになって
母の育て方に感謝することが多々ありました。
そして、わたしが母になった時
ある方から
「優しくなければ真の強さではない
優しくなければ 強く生きられない」
と言われて心に響いたことも思い出しました。
だからこそ、10代のわたしが
この詩を知っていたら…
本当の強さの意味がもっとわかったのかな、
と思います。
この写真は、母が大事に育てていた薔薇の花
他界したあとも逞しく、綺麗に咲いています。
痩せたい!と思いつつ
チョコクロワッサンの甘い誘惑には負けました。。
意志の強さはありませんが…笑