思ったこと、感じたことを言葉にできること | ◆ 戸田久実のコミュニケーションブログ

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相手との向き合い方と、言葉を変えるだけで相手との関係を変えることができる!そのためにはどうしたらいい? コミュニケーション力をアップするためのヒントやアンガーマネジメントについてのブログです


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先週、久しぶりに富山に行きました。

数年お世話になっている製薬企業の新入社員研修です。

 

北陸新幹線ができて、とても便利になりました。

以前は越後湯沢駅で乗り換えをしなければならなかった

のですが、冬は乗り換えの電車を待っている間に

凍えてしまいそうになったことを思い出しました。

 

しかも…さらに2時間くらいかかり、

私の記憶では、珈琲がテーブルに置けないくらい

揺れた記憶があります。

北陸新幹線が開通して良かった!

 

さて、新入社員の方にお伝えしたのは、

研修中は車の運転免許をとる教習所のような

感覚で参加してほしいということ。

 

一般道路、つまり現場に出るまでのトレーニング

なので、実習で完璧は求めないので上手くいかなくてもいい、

そして、発言だって正回答を求めるわけではないので、

積極的に発言し、実習にも取り組んでほしい。

 

運転は場数を踏んで、経験してコツを掴む。

失敗したってそれも経験のひとつ。

同じ失敗しないようにどうしたらいいか考え、

そして次の行動に役立てればいい。

 

質問もその場でしてね、

たった1人でもいいから、

「わからない!」と言っていい。

新人なんだから、わからないことがあって当然。

わからない、と言える勇気を大切にしてねと。

 

最初は様子を見ながら発言も慎重だった皆さんが、

次々手を挙げ、質問し、発言し、

前に出てきて実習をし、

だんだんいい感じになってきたな、と思って

いたところ、

たった1人、自ら手を挙げない女性がいました。

 

様子を見ていると…

グループやペアでディスカッションをするときは、

自分の意見を話しているし、

内容もちゃんと聞いて、理解している。

 

その彼女に最後のディスカッションごに尋ねてみました。

「○さんは、どう思う?

思ったこと、なんでもいいから話してみて」と。

 

隣に座っていた同期が

「さっき話していたこと言えばいいんだよ」と

ささやき、それでも少しためらいながら、、

言葉を選びながら、ゆっくり話し始めました。

 

研修が始まって7時間くらい経ち、

初めて、彼女が自分の意見を話した瞬間でした。

「そうね、そう思うよね」

と彼女の意見を受けとめ、ほかの方の意見も聞き、

最後にまとめて研修は終わりました。

 

研修後に会場を出るとき、彼女の側を通る際に、

「さっき、自分の言葉で話せたね。

○さんは、自分の思っていることを

自信をもって発言していいのよ」

と言ったら、ポロポロッと涙が溢れたのです。

 

「ど、どうしたの?」

と声をかけたら、同期の女性が

「先生の言葉に 安心したんですよ。○さん」

その声に頷く彼女。。

 

皆の前で…

こんなこと言ったらどう思われるかな、

こんなこと言っていいのかな…

間違っていないかな…

場の空気を乱してしまったらどうしよう…

 

そう思いながら考えていることを

言えなくなってしまう人

若い人は特に多いような気がします。

 

他の人と考えていること、意見が違ったっていい

(皆同じだったらおかしいし)

上手くまとまらなくたっていい

理路整然としていなくていい

どう感じ、どう考えたのか、

自分の気持ちに素直に言葉にできること、

大切にしてほしいな。

それが彼女に伝わればいいな、

 

と、帰りの新幹線はそのことを考えていました。

富山城の近くの広場には、

おそらく子供たちが書いたと思われる石畳が。

 

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そこには、

保母さんになりたい

プロ野球選手になりたい

小説家。。

というように素直な思いも書いてありました。

 

子供の頃は無邪気に思いを発信していた頃も

あったのだから、

大人になっても、そうあって ほしいな、

と思いながら眺めていました。

 

気のせいか、都内よりも陽が長いような気がするくらい

18時でも空が明るく夕焼けが綺麗だったので、

撮った1枚です。

 

 

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