いつも研究所ブログをお読み頂いてありがとうございます。
医療カウンセラーの土田くみです。
発達障害の判定を受けている人は少ないとは思いますが、そのボーダー、要するに発達障害傾向のかたはたくさんおられます。
そしてそれは他人からは知られていないため、実に自分自身が生きづらさを感じていたり被害者意識になったりしていることが多いものです。
それは自分自身が先ずは発達障害けいこうであると気付くことからスタートです。
そしてこだわりがあると言うことに気付くことです。
そして対人関係距離感が分からずに苦手なんだと気付くことです。
先日も具体的なことを書きましたが、今日も実際にあったこんなケースを書きたいと思います。
例えば
知り合いのイベントに行くと言っておきながら、たまたまその知り合いのイベントよりも魅力のあるイベントが見つかった。
ので、知り合いのイベントには断りも入れずに、そのまま自分が魅力のあるイベントに行ってしまった。
その後その魅力あるイベントの様子をフェイスブック等に投稿し、知り合いの人に見られているとどういう気持ちになるかまでは想像力が働かない。
そうするときっとこれからはこの人はイベントに誘ってもすっぽかされるだろうなぁ
こういう風に思われてしまいます。
こういう場合もあるとは思います。
そんなに仲良しではなく知り合い程度、しかし、一旦申し込みや口約束でも行くよと話したなら、先ずはすっぽかしと思われる行動ではなくきちんとお断りの連絡を入れることです。
そして断りを入れたらべつにそれは良いのです。
また理由を正直に話したらフェイスブックに投稿しても相手は嫌な気持ちにはならないですね。
理由を言わないでただ行きませんだけだと投稿するのは止めたほうが無難かも知れません。
皆さんはいかがでしょうか?
こういう経験をされたことはありませんか?
基本約束は先約が優先です。
先約を優先する行動を取ることは対人関係のトラブルを免れますよ。
またこんなケースもあります。
研修会のオーガナイザーを引き受けた友人に来てほしいと頼まれたときに、
行けたら行くけど、予約が入ったらいけないから。
正直に話すのは良いけどこれだけなら、その日は予約を取らなきゃ良いじゃん。
そう思わせてしまいますね。
ではどういう風に対応すれば良いでしょうか?
あなたがオーガナイザーだから協力したいけどだから仕事が入らなければ行くようにするけど前日まで予約を取りたいから人数に入れないでくれてよいかな?
前日返事でもOKなら人数に入れておいてくれますか?
これならフリーで仕事している友人への理解も持てますよね?
案外フリーで仕事をしている人が陥りやすい対応関係です。
そして実はフリーで仕事をしている人には発達障害傾向のかたがかなり多いと言うことも事実です。
皆さんはいかがでしょうか?
今までにも今もクリニック、研究所など様々な所でカウンセリングをしていて思うのは、発達障害傾向のかたは転職をしていることです。
そして長続きをしていません。
何故なら自分の思うように働きたい、人に合わせるのが苦手、誰かと一緒にするのが苦手だからです。
そういう考えが悪いと言うことではなく、それを理解して振る舞うことが大切なんですが、理解できてないと信用を失うことになりますね。
いままでどちらの自分を体験したか?
そしてもし自分が相手に失礼な態度を取っていたと気づけたならこれから気を付けることで人間関係が上手くいくかも知れません。
発達障害傾向のかたが本気になれば本当に素晴らしい力を発揮されます。
また続きは次回に書いていきたいと思います。
いつも最後までお読み頂いてありがとうございます。
医療カウンセラー 土田くみ
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