こんにちは
人が苦手な人の味方
心理カウンセラークミです
私たちは、職場の人や友人やご家族や彼氏や彼女に「嫉妬」という感情を抱いてしまうことがあります。
毎日、人のことばかり考えてツライよ。苦しいよ。そんなふうに考えてしまう自分のことがだんだん嫌いになっていってしまう・・・
そのような経験はありませんか?
あなたは「嫉妬」ってなぜ起こるの?と考えたことはありますか?
嫉妬というのは、自分自身と同じ立場の人や、とても距離が近い人との間に「差が生まれた」と思えたときに感じる感情です。
自分よりはるかに立場が高い人や、レベルが違い過ぎる人には「自分はその人のようになれるはずがない」という思いから嫉妬は抱きません
それは、
職場で同僚が出世をしたり、いい評価の結果を残したり
友人が彼氏や彼女を作ったり、結婚して子供が生まれたり
旦那が家族のことを顧みずに週末に遊びにばかり出かけたり、妻は友達と旅行ばかりに出かけたり
彼氏が一緒に出掛けたときに、他の女の人を見ていたり、彼女が他の男の人と仲良く話しをしていたり
そんな時、「なんであの人ばかり」・・・
「一緒にいるんだったら私のことだけを考えてほしい」・・・
「自分も一生懸命頑張っているのに、なんで自分にはそんなチャンスが訪れないんだ」・・・
「自分も大切に扱われたい」
「自分も認めて欲しい」
「自分もあの人と同じことがしたい」
という思いが「嫉妬」に変わります。
自分の大切な人が、他の人のことも大切にするのがツライという愛情によるものと
自分より人気がある、自分より仕事が出来るという能力に対するものの
2つの嫉妬になります。
そして、その人に対して、嫉妬・悪口・陰口・嫌み・焦りという思いが生まれて
自分の心の奥底には「自分の方が素晴らしいのに、大切に扱われなかった」という寂しさや悔しさが嫉妬に変わります。
嫉妬は人間には誰にでも湧き上がる感情で、嫉妬をなくしてしまうことはしなくてもいいと私は思います。
なぜなら、嫉妬をなくそうとすればするほど、感情にフタをしてしまって、人間本来の気持ちというものがなくなってしまうからです。
なくしてしまうと人間らしく生きれなくて、大切な感情、喜怒哀楽までなくす必要はないと思っているからです。
対処法としましては、嫉妬と上手く付き合うことが出来ます。
まずは、嫉妬の感情を自分で受け止め、認めることです。
「もっと大切に扱われたかったね」
「自分も評価されたかったね」
「傷ついて辛かったね」
と、自分に優しい言葉をかけます。
実は、能力に対する嫉妬はチャンスに変えられるんです
嫉妬をするということは、「自分も出来るのに、自分は選ばれなかった」と悔しい思いです。
これはチャンスです
チャンスに変える方法は
①自分は何を望んでいるのか?
②自分は何と思っているのか?
③自分は何と感じているのか?
ということを、今回、嫉妬をした人から得た「自分は・・・」とか「自分なら・・・」という気付きを、最大限に活用して考えてみると色んな事が浮かんでくると思います
そのことをひとつずつ焦らずにクリアしていくと、「私はこうしたい」という思いにたどり着きます
たどり着いたら、それはゴールではなく、「私はこうしたい」という決めたことを宝石を磨くように毎日小さな積み重ねをして、理想のなりたい方向へ向いて、あなたのペースで1歩、1歩進んでいきましょう。
嫉妬という感情は悪いものではありません。むしろ、あなたご自身の本当の気持ちに気づくために湧き上がってくる感情です。その感情を大切にしていきましょう。
本日もお読みいただきありがとうございました。