「ぜひぐるりさんに風船バレーの授業をしてほしいという学校さんがあるんです!」

この秋、社会福祉協議会さんからそんなお声をいただいてとてもとても悩みました
コロナ禍、小学生の集団の中に行くこと、風船バレーでは興奮して激しく動きまわるので、ゼェゼェハァハァ息があがること、なかなかリスクが高いため簡単には決められません

ぐるりの風船バレーをしてほしい!と熱いコールをいただけたのは初めてのこと

うーん…うーん…うなりながらも
やっぱり行きたい!
こどもたちに届けたい!
という気持ちのほうが勝り

でも、わたしや他の車いすメンバーが行くのは危険すぎるし…

“なにかいい方法はないか“

考えてたところに思いついたのが
分身ロボットOriHimeで学校にいく作戦でした

※OriHimeプロジェクトは、一般社団法人ぐるりに頂いた企業様からのご寄付によって成り立っております

 

 


 

 

OriHimeならこどもたちの顔をみながら
動作でリアクションもできるし
声もかけられます

これならリアルの授業に近い形が実現するかもしれない
オンラインの他の手段よりも
そこにいる感覚を感じとってくれるんじゃないかなとおもいました


講演はOriHime
実技は相棒かねちゃんとぐるりずむ元気メンバー大ちゃん、エミさんのサポートを得て決行することにしました

 

 


Wi-Fi環境も念入りに確認したけれど
OriHimeレンタルは初めてのこと
当日ちゃんとつながるのか、ちゃんと操作できるのか、リハーサルも出来ないためドキドキでなかなか眠れず

感染者数は日に日に増し、大阪府では医療非常事態宣言も発令され、ほんとに無事に実施できるの⁉️
直前までハラハラしっぱなしの『コロナ禍OriHime大作戦』でした
 

 

 

 

ありがたいことに、本番は先生やこどもたちにあたたかく迎えいれていただいて、ホッと安堵

先生方は打ち合わせの時から丁寧に対応してくださっていて、到着する前から準備物も全てきれいに並べられているし、予定表も手作りで掲示されていて、実技の時間にはたくさん助っ人にも来てくださいました

細部にまで心がこめられていて感動しっぱなし
こんなに先生方と協力して授業をつくっていけたのも初めてのこと
その雰囲気がこどもたちにも伝わっているのか、全体があたたかい空間に包まれていました

OriHimeの手応えも想像以上で
こどもたちと双方向でコミュニケーションが取れることを体感しうれしくなりました

わたしは自室にいるのに
確かにこどもたちとまざりあっているんですよね〜
 

 



授業後かけ寄ってきたこどもたちとおしゃべりしながら
頭のカチコチなわたしなんかよりずっと、彼らの方が柔軟にロボットを受けいれてくれているなと感じました


届いた感想はどれも“たのしかった“づくし
『とても』を6乗つけてくれていたこもいました笑
 

 



今までの押し付けの正しさや
重くるしい「道徳」授業からのぐるり的脱却
まずまず成功かな (^-^)


≪こどもたちの感想です≫

◎人のかおやみためではんだんしないことにきづきました。うごいているからしょうがいしゃじゃない。車いすにのっているからしょうがいしゃ、っていうふうにきめつけるのはよくないないなと思いました。

◎ぼくは2つのことを感じました。1つめはしょうがいについてです。ぼくは今までにしょうがいは車いすや目が見えないことだと思っていました。でも、ぐるりさんの話を聞いたらしょうがいはなにがしょうがいか決まってないと言うことがわかりました。2つめは車いすに乗っていても、目が見えなくても、手や足がつかえなくてもスポーツができることです。車いすに乗っていたり目が見えにくかったりしたらスポーツをやる事はむずかしいと思っていたけれど、風船バレーボールはみんなどんな人でも風船バレーボールを楽しむことができるのですばらしいと思いました。

◎風船バレーなのであたってもぜんぜんいたくないのでいいと思います。新型コロナがはやっているのに楽しくできてよかったです。風船バレーをやっているときは、時間をわすれてしまうほどとっても楽しかったし面白かったです。

◎まさこさんがOriHimeを通してお話をしてくれました。しょうがいがある、しょうがいがない人とくらべたり、くべつをつけないようにするように気をつけます。

◎わたしはぐるりさんにいっぱいしつ問したいことあります。大人になってから会えたら、もっと100ぐらいのしつ問をしたくてたまらないと思います。

◎風船バレーでアイマスクの人をやって目が不自由な人になったみたいでした。みんなが声をかけながらいきているんだなとわかりました。今井さんはふくろなどをあけるのがむりだけど、みんながてつだってくれるのはいいですね。

◎車いすの生活は不便だと思います。でもずっと家にいるのはたいくつだと思います。車いすがあれば足が動かなくても外に出かけられるからいいときもあるいときもありますよね。

◎ふうせバレーがめちゃくちゃ楽しかった。ふつうにやるのよりいつもとちがうやりかたで楽しかった。今日今井さんに会えなかったのはざんねんだけど、おりひめで会えてうれかった。ロボットで会えて楽しかった!!

◎風船バレーボールして楽しかったです。アイマスクをしてバレーボールをしたら、ボールがどこにあるのかがわからなくて全然できなかったです。だけど、だれかが声を出してくれたから少しできました。

◎ぼくはマヒをやって、うごかなかったけど、むずかしかったけど、1番だいじたことはコミュニケーションだと思いました。

◎目かくしは前よこうしろが見えなくて風船がきてもわからなかったりしたので、目がみえない人には声かけするのが大事なんだと思いました。でも最初のほうは、声かけしてもどこにあるかわからないからもっとくわしく胸のあたりにとかいわないとわからないんだと思いました。

◎ぼくは風船バレーをやってとても楽しかったしおもしろかったです。ふつうのバレーボールよりルールがちがうからおもしろそうだなと思いました。前日の夜はワクワクしてねれませんでした。ぼくはアイマスクでとても目かくしがとくいだったので「楽勝だ」と思っていたら、意外とむずかしかったのでびっくりしました。

◎ぐるりさんが話してくれたことがすごい心に残っています。OriHimeはすごいかわいくて「いいな♡」と思いました。

◎アイマスクはこわかった。すずのおとどこだろうとおもってたら、いつのまにかボールがどっかいってた。

◎車いすと四肢マヒと目かくしをやっていたけれど、みんなのプレーでみんなで風船をラリーすることができてうれしかったです。

◎アイマスクのときはこわかったしむずかしかった。すずはアイマスクのみかただった。車いすはうごくのがたいへんだった。マヒはヘディングしかだめだけど、サッカーを習っていたかららくしょうだった。やっぱりおもしろかった‼️

◎最初のしょうがいの話では、しょうがいがあるとは決めつけてはいけないということが分かりました。またしょうがいという言葉の意味も初めて知りました。その時に、目がねやそれぞれのできるできないのこともしょうがいに入るのだなと思いました。

◎アイマスクの人に風船をわたすことがむずかしく、すずの音で風船の位置がわかると最初は思っていたのですが、すずの音で風船の位置がわからないことがわかり、アイマスクの人が風船にさわれる時に「今」と言ってアイマスクの人が風船にさわれると思い一回やってみてよかったので、それから3回戦までやり続けてよかったと思いました。

◎すごくたのしかったです。車いすとか目がみえない人とかしょうがいのある人のたいへんさが車いす風船バレーボールでわかりました。みんなができなくても、できる人がいるからみためではんだんしたらだめだと風船バレーボールでわかりました。OriHimeがすごいなとおもいました。

◎残念ながら来れなかった今井さんもOriHimeで来て下さってありがとうございます。でも今井さんが初めてできたスポーツは風船バレーボールなんて初めて知りました。風船バレーは楽しかったですし、車いすに乗っている人でも目の見えない人でも、手足が動かせない人たちでもできるスポーツなんだなと思いました。

◎今回はOriHimeと言うロボットがまさこさんがしゃべっている言葉を言いました。ぼくはロボットが話しているからびっくりしました。

◎アイマスクがむずかしくて手をずっとブンブンしていることしかできなくてあたまがぎゅうぎゅうになりました。車いすがとくにたのしかったです。町のたいへんさ(だんさなど)をおしえてくれてありがとうございました。おりひめがすごかったです。

◎ししマヒをしました。イスにすわっているのと頭しか使えないのがとてもむずかしかったです。最初はじめてするときは、まったくこっちにボールをわたしてくれませんでした。それでも声を出すと気づいてくれてどんどんボールをわたしてくれました。むりなときは「むり」といったら、もう少ししやすいボールをわたしてくれました。うれしかったし楽しかったのでまたしたいです。

◎今井さんはぶんしんロボットおりひめを動かすのがじょうずだと思いました。おりひめが声を出すと思いませんでした。