昨年末のAmazonサイバーマンデーセールで、手頃な値段に背中をおされ、ほぼ衝動買いをしてしまった。

しかし、やはり期待どおりの音質で、とても満足しているのでご紹介したいと思う。
 
 
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¥ 16,740 セール特価!(2018/01/07現在 Bose公式ストア情報では数量限定 1月8日までのよう)

 

価格.com

http://kakaku.com/item/J0000019320/

 

バッテリー内蔵で電源を気にせず、Bluetooth接続でき、手軽に持ち運べて、置く場所を選ばない。あとは自分の好みの音を出せるかがポイントになる。ここ何年かで、これより安価で高評価の同じ機能のスピーカーは多く出回っている。選択肢が多いことはありがたいこと。

 

兼ねてから、卓上の Bluetooth スピーカーを検討して、Amazonセールストップの

あたりを狙っていた。しかし、出力中に音量が変動する不具合のアタリハズレの書き込みが気になっていた。スピーカーで出力中の音量の不具合は致命的でストレスになる。でも、ハズレのときは交換対応してもらえれば良いかなと思っていたし

 

その前の機種

でもよいか、とも思っていた。ただ、これなら、もう1,000円足して、後継機種の方が何かと使い勝手も良いかも、24時間使えるバッテリーも防水機能もマストではないが、あれば使える範囲も広がるしな〜、しかし、前述の不具合が潜在しているしな〜、などあって、ウイッシュリストに入れつつも、カートに入れることができず、タイムセールのときも見送っていた。

 

中途半端なもの、不満があるものは使わなくなるのは目に見えている。

 

そんな悶々としていた時、年に数回のAmazonのセール(今回は年末のサイバーマンデー)に Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II が出ていることに遭遇。実機は何度も店頭で試して、機能的、性能的には十分満足していた。ただ、2万円を超える値段に二の足を踏んでいた。それが、30% OFF!(ちまちま溜まっていた Amazonポイントも持っていたため、結果、半額程度で入手できた)。この際、防水機能はないが10時間使えれば問題なし!ポチった。

 

毎回ありがたい翌日到着、早速、開封の儀。

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ずっしりとした重さ。

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中身はこんな感じ。

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microUSBで、本体に充電。スタンド経由でも充電できるし、直接本体に充電することもできる。
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そしてペアリング。充電しながらでも使える。一番右のBluetoothボタン長押しでペアリングスタンバイ状態にでき、デバイス側で見つけて、接続操作をすれば自動的にペアリングが完了する。
 
本体中央のマルチファンクションボタン長押しで、ガイダンス音声言語を日本語にできるようだが、デフォルトの英語のままでも、さほど支障がないので、そのまま使っている。電源を入れた時、バッテリー残量(パーセンテージ)と、どのデバイスと接続しているか接続状態を言ってくれる。
 
試したデバイスは、MacBook Pro OS 10.11.6(El Capitan)、iPad mini、iPhone X(ともに iOS 11.2.1)、Amazon Fire8 HD 第7世代(FireOS 5.6)
 
1ヶ月使って、1度だけデバイス側から音量調整できなくなったことがあったが、デバイス側からBluetoothの再接続して解消できた。
 
音量、置き場所を調整して、PC、Mac、スマホ、タブレットなど色んなデバイスと Bluetooth 接続して、色んな音(ポップス、ジャズ、ラジオDJなど)を出して、試してみた。
 
はじめは、低音が良く鳴る感じがしていたが、1ヶ月ほど経過して、高音の抜けは明瞭、細かい音も鮮明になって、音量を小さめにしたときの鳴り具合(高音から低音のバランス)も落ち着いて、こなれてきたようだ。スピーカー、イヤフォンはエージングは必須を実感。音量や音質が変動するような不具合も起きていない。
 
結果、好みにもよるところだが、自分の場合、小さめの音量で手の届く範囲に設置するより、2〜3m以上離れたところに設置して、適当な音量を出して楽しむ方が良いスピーカーだと感じた。
 
また裏面から低音が鳴っているので、背面に壁ある方が低音がよく響いてくる。あまり、低音は欲しくないので、背面には何も置かず壁にも近づけず、聴く位置から少し離れたところに設置している。好みによって置き方、置く場所を変えてみると良いと思う。
 
そして、多くのレビューにもあるが、このスピーカーの大きさの割に高音から低音までバランス良く鳴る、広がりもある、いわゆる Bose らしいスピーカーだと思う。スピーカーの裏に回ると聞こえ方が変わるが、正面120° くらいの位置ならさほど変化は感じない。
 
また、どのデバイスからも、ほぼタイムラグなく、映画、動画なども違和感なく楽しめている。無線LAN環境でも、見通せる範囲で5m程度なら問題なく、ノイズが乗ったり、音が途切れたりすることもない。
 
Bluetooth の使い勝手だが、ペアリング後、2台まで同時にぶら下げることができる。先に音が出ている方が優先されるようだが、デバイスによって、後から出した2台目からの音が出る場合とそうでない場合があった。何を優先しているのかわからないが音が重なって出ることはなかった。
 
スマホ接続のときは、いわゆる、ハンズフリー通話ができるようになっている。例えば、音楽再生中に着信があれば、再生が停止し、呼び出し音がして、スピーカーの中央のマルチファンクションボタンを押すと通話ができる。再度、マルチファンクションボタンを押すと通話を切ることができ、音楽再生が再開する。数回しか試せていないが、ハウリングすることもなく、相手にも違和感なく、普通に通話できた。
 
2台接続しているときに、他のデバイスから接続しようとしても、Bluetooth 接続はできない。音が出ていなくても、接続することはできなかった(割り込めない)。
 
また、スピーカーの電源をオフにして、例えば翌日、再度オンにしたとき、直前の接続を覚えていて、接続範囲にそのデバイスがあれば、再接続してくれる。他のデバイスを接続したければ、デバイス側からBluetooth 接続を切らないと他のデバイスと接続することはできない。
 
些細なことかもしれないが、複数のデバイス(PC、スマホ、タブレットなど)からスムーズ切り替えて音を出したいというときには、少し、使い方の考慮が必要かもしれない。
 
気になるのは、バッテリーの短命に関するレビューが少し目立つことだが、使い始めて1ヶ月ほど、ほぼ毎日、数時間使っているが、今のところは問題なさそう。例えば、フル充電後、radiko を鳴らしっぱなしにして、音量にもよるところかと思うが、10時間以上は使えている。それなりの値段がするものなので、何かあった場合はそれなりの対応を期待したいところだ。
 
試しにクルマ(普通乗用車、いわゆる大衆車)のダッシュボードに置いて鳴らしてみたが、時速100キロ程度の高速走行中でも十分な音量、ある程度の音質で聴くことができた。
 
ただし、常用する際は、しっかり固定する方法を考慮しないとダッシュボードに置いた場合、角がある形状とそこそこの重量があるので、うっかりするとフロントガラスに転がると損傷させてしまう危険がある。クルマで使う場合は、スタンドは使わず、本体を安全な場所に設置、固定する必要がある。
 
Bluetoothスピーカーは、UE Boom を2台使っている。
 
このスピーカーは無指向性で、部屋の真ん中に置いておくと、どの場所からも同じように聞こえて、さらに防水仕様で、お風呂や屋外でも気にせず使えることに重宝している。音質は、Bose ほどではないが、そこそこ許せる範囲。音量を上げても音割れしない。3年ほど使っているが、今のところ、バッテリーの劣化も少なく、音質の劣化もさほど感じられない。
 
それと比較すると、Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II の方が、音質が鮮明で透明感があるように感じられた。
 
取り立てた不満はなく、とてもお手軽で満足度の高いスピーカーで、オススメできる逸品だ。
 
ちょうど 明日1月8日まで Bose New Year Sale も開催されている。
 
(2018/01/07加筆)