わたしの家族を紹介します。姉・青木希和(旧姓 安達)。 | 旅館復活大作戦!!日本全国の旅館に、もっと元気になって欲しくて始めた ブログよ。

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姉の話をしましょうか。

 

 

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唐突だが、わたしの姉の話をしよう。なぜって、最近話をしていなくて、彼女のことを思い出す回数が減り、ちょっとさみしいからだ。

 

 

わたしの姉は三歳年上である。年上なのは当然だ。姉が年下でどうする。そんな年上の姉は、ヨガ講師を務め、東京のど真ん中でカメラマンの旦那さんとしましまの猫と暮らしている。姉のインスタグラムと自分のそれとを見比べると、本当に同じ母から生まれた姉妹だろうかと疑いたくなってしまう。

 

 

 

姉は小さな白い顔に大きな瞳、華奢な身体つきの非常に可愛い女性である。快活で美しく、こころに芯があるけれどもどこかもろく、そのある種不安定な感じに魅力がある。

 

 

 

にも関わらず自分にあまり自信がないのか、彼女はちっとも出しゃばらない。わが家の教育方針に、「笑いを取れるものが強者」というおかしなものがあった為、姉は十分に美しくて賢いながら、「わたしは面白くない……」と落ち込んでいることがよくあった。そして、美には恵まれなかったが人を笑わせることは比較的得意だったわたしを、よく羨んでいた。家庭環境とは恐ろしいものだ。本来なら、姉は女性としての素晴らしい才能を有している勝者なのに。三十歳を過ぎてなお、中学生男子に間違われる容姿の妹を、羨む必要などないのに。

 

 

そんな姉は、可愛くてスタイルも良く、しかし決してでしゃばらず、さらに適度に知的でオシャレな雰囲気がある。そんな彼女が、ある種のインテリ・ボーイのツボを突かないはずがない。ピンポイントである。絶妙な仕上がりの女である。

 

 

そうなれば当然、モテぬはずがない。というか、事実、姉は大変にモテた。数年前に結婚して今は人の妻だが、その昔は引く手あまただったと記憶している。

 

 

あんなに引く手があるかね、というほどあまただった。あまたも良いところだ。とても姉のふたつの美しい手では足りない。姉の手をつかめないならわたしの手のひとつも貸したいものだが、先方はこちらにはビタ一文用事がないので、わたしの両手は永遠にぶらぶらヒマなままである。仕方ないので腕組みでもしておこう。

 

 

近ごろ、姉とあまり話をしていない。ということは、きっと多分、彼女は元気なのだ。気の合う猫と暮らしているおかげかもしれない。豆乳やキヌアやその他健康でオシャレな物を食べ、今日も元気にオシャレなのだろう。

 

 

東京の方角を見ながら、「今日も木のランチョンマット敷いてシンプルながらも身体に良いオシャレなご飯いただいてんのかな」と、思う。