台風の目は不気味に静かだった。安達いつみです。
先日伺った旅館の女将さんのお話。
夏休みになると多くなる困ったこと。
飲み物、食べ物の持ち込み。
多少のことは目をつむるとしても
堂々とクーラーボックスを持ち込んでの飲み食いは
どうしたものかと。
やんわりとお断りしたら
いきなり怒り出してどんどんスカレートしていったそうな。
とうとう警察を呼ばなくちゃならない事態となり
「持ち込みはお断りしてます。」
「どこに書いてあんのじゃ?」
(但し書きを指さして→)「ここに!!」
「もっとわかるように書いとけや!!!」
なんとか治まったそうですが、
やたらいろんなところに注意書きを貼っておくのも嫌だし
そっと小さくパンフレットに書いてあったって
伝わらなきゃ駄目だし。
難しいところですよね。
その後お上(警察の方)が言うことには
「女将さん。約款をきちんとしとかなくちゃね。」
そこ?うーん。旅行者の立場から言ったら
いくら暇な時間があったって約款なんて絶対読まないからね。
やっぱりこういうことは楽しくおもしろく伝えたほうがいい。
例えばこんな感じはどうかな。
面白がらせて伝わったら勝ち!でしょ。
楽しくさせる気持ちが大事だと思うのです。
余談ですが近くの病院の待合室には
「宿題はしないでください!」
の貼紙が大きくあります。
いったい何があったんだろうと訝しむ安達でした。