ひまわりさんのブログ

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出身地や応援したい自治体に寄付する「ふるさと納税制度」が活況だ。見返りに贈呈される特産品目当てに寄付金が急増する自治体が相次いでおり、特産品の生産が追いつかずに数カ月待ちになるケースも…。納税者にとっては節税になる上、お得な特産品が手に入り、自治体は税収増と地元のPRにもつながるとあって、双方がメリットを感じているようだ。

 ◆5倍以上に

 「(特産品として)三崎マグロを希望する人がほとんど。改めてブランド力の高さを思い知った」

 神奈川県三浦市財政課の担当者は反響の大きさに驚きを隠さない。三浦市は平成24年度から寄付者に特産品を贈っている。25年度の寄付金総額は当初予測の6倍以上の約6千万円で、前年度比で約4倍となった。

 静岡県でも県の特産品から希望の品を贈呈する仕組みで寄付を呼びかけている。人気は「温室メロン」の主産地・袋井市の「クラウンメロン」などだ。県税務課では「季節限定だが、袋井メロンの人気は別格」と語る。

 25年度は「富士山の世界文化遺産登録による効果」(県税務課)もあって、前年度比で3倍近い約1550万円に跳ね上がった。

 静岡県磐田市では20年度にウナギやメロンなど地元産5品でスタート。24年度は約894万円だったが、25年度は約4495万円と5倍以上に急増した。同市では「高価で希少になった国産ウナギを求める方が増えており、今年度も9割近くが希望している」(秘書政策課)という。


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