NHK 健康チャンネル
2024年1月26日 より。
解説いただいた専門家
NTT東日本関東病院 院長
大江 隆史(おおえ・たかし)
順天堂大学 先任准教授
谷本 道哉(たにもと・みちや)
いくつになっても筋肉はつく!
ある調査では、75歳以上の筋肉が減少した高齢者を対象に、週2回、1時間の運動を実践してもらったところ、足の筋力と筋肉量がおよそ2%アップ、歩行速度がおよそ14%アップしたことが報告をされています。
「ふくらはぎ」でサルコペニアチェック!
ふくらはぎは、「腓腹筋(ひふくきん)」「ヒラメ筋」という大きな筋肉からなっています。このふくらはぎの筋肉は、足のウラで大地を蹴るときに使う筋肉です。そのため、ふくらはぎを鍛えることは、転倒や骨折の予防につながと考えられています。また、ふくらはぎを動かすと、静脈の流れが促され、むくみの改善にも効果があるともいわれています。
さらに、筋肉が細く、弱くなる「サルコペニア」のリスクを、ふくらはぎの太さでチェックすることもできます。
ふくらはぎを鍛える!その①カーフレイズ
ふくらはぎのの筋トレ、まずは「カーフレイズ」です。
はじめに…いすや壁に手を添えて、転倒しないようにしましょう。その状態で、かかとの上げ下げをリズミカルに繰り返します。なるべく高くかかとを上げることを意識し、(1)(2)の順に行ってください。
(1)「親指側でできなくなるまで」
親指側に体重をのせ、できなくなるまでかかとの上げ下げを繰り返しましょう
(2)「小指側でできなくなるまで」
小指側に体重を乗せかえ、こちらもできなくなるまで。ただし、痛みがある場合などは、無理をしないでください。転倒にも気をつけてください。
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私のふくらはぎは、野球で鍛えられたおかげで、ものすごい太さ。
ランニングに力を入れてから、足首が細くなったかも。
行うスポーツによって、筋肉も変化するものですね。