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自殺した児童生徒 最多の332人 昭和63年度以降で

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191017/k10012136541000.html

 

少子化でこどもの数が減っているというのに

自殺するこどもの数が増えているのはどういうことか

 

昨年度で332人のこどもが自殺したということは

一年365日夏休みを33日引いて

 

 

毎日 日本のどこかで 一人 

こどもが自殺している

 

 

ということだ。

 

世も末というか、異常事態だと思う。

事故とかではなくて、自殺だよ。

 

 

 神戸の小学校の先生同士のいじめ暴行問題が今、表に出ているけれど、学校の先生同士のいじめは神戸の小学校だけじゃない。おそらくどの学校にもあるだろうと思う。

 

 わたしが働いていた学校でも先生同士のいじめ、陰口や無視などは普通にあった。それを見て、あぁ学校でいじめがなくならないのは、学校の先生がいじめをしているからなんだなと思った。

 

 お魚博士のさかなくんが、魚たちを狭いところに閉じ込めるとかならず、攻撃したり攻撃されたり「いじめ」が発生する。ひろい空間だとそれは起こらない...というようなことを言っていたと思う。

 

 狭い空間に閉じ込める、閉鎖的な環境がいじめを発生させてしまう、心理に大きな影響を与える物理的な要因だと思う。

 

 

 2日前にこんなブログを書いたけれど

 

 

 学校の勉強の内容が

役に立つとか役に立たないとかは

どうでもよくて、

 

 学校の勉強が思うようにできない場合、

「自分はバカなんだ。自分はダメなんだ。」と自分で思うこと、劣等感を育ててしまうことが、とてつもない悪影響だと思う。

 

 学校の先生たちは教室運営に毎日一生懸命取り組んでいるのに、結果的に学校でなんでそんな劣等感を育むんだろうか?とぼんやり考えていた。

 

 

「自分はダメなんだ...」という劣等感を育むと、押し付けられて、おかしいと思ったことでも黙って従ってしまう... 

あぁ支配するのには都合がいいなと思った。

 

 

 

 学校の勉強がそこそこできる子どもたちには、劣等感はそこまでうえつけられない。けれど、学校の勉強が苦手、好きでない、面白くない多くの子どもだちには「自分はできないんだ、こんなこともわからないんだ、バカだからしょうがない...」と思ってしまう。クラスの大勢の仲間たちの前で、発言とか発表などもイヤ... 

 

  自分の意見が正しいかどうか自信がなくなるというか、自分の意見を持つこともない。理不尽なことを押し付けられても黙って従う...という傾向になりがち

 

 

 「劣等感を育む」のが狙いであれば、

それはほんとうに成功しているな、と思った。

 

 

 格差解消、貧困の連鎖を防ぐために、塾講師の学習指導のボランティア...というニュースを聞いたときに、学歴があっても失業や貧困はあるのにと思った。けれど、学校の勉強がわかるようになるということは、劣等感の軽減には役にたつな と思った。

 

 というかなんというか、

わざわざ学校で劣等感をつくって、それを軽減する...ということじゃなくて学校で劣等感を育まないようにすることが、

根本的解決だろうと思う。

 

 

 

 こどもたちが毎日どこかで自殺してしまうような国なんだということを大人たちは知ろう。

 

そこから、どうするのか

というか、何もしなくていいけど、

 

学校の勉強の内容がどうこうという話ではなくて、

仕組み、学校制度がおかしいんじゃないか?

って疑問に思っていいと思う。