『ニャン生訓』と苦手なことと | フリーライター 熊谷あづさの雑記帳

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フリーライター熊谷あづさの日々の雑記や仕事風景、
観たもの・聴いたもの・読んだものなどを綴っています。
ねこの記事もちょくちょく登場する予定です。

初めての本『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)、
9月25日に無事に発売となりました。

読んでくださった友人、知人から
「おもしろくて、何度も読み返しているよ!」
「とっても癒されました」
「この部分が特に好き♪」など
うれしい感想をたくさん、いただいています。

また、
「ねこ好きの友だちの誕生日プレゼントにしました」、
「ちょっと元気のない友だちに贈りました」、
「田舎の両親にも送ります」など、
贈り物として活用してくださっている方も、
たくさんいらっしゃるようです。

本当に本当に、ありがたい限りです。

わたしはもともと自己肯定感が低く、
そのせいか自己主張をするのが不得手で、
自分に関する話題を積極的に発信することがすごく苦手です。
(数年前に結婚した時も、直接、ご報告したのはごくごく少人数でした)

なのですが、『ニャン生訓』の発売に関しては
小心者で引っ込み思案なままではいられません。

ひとりでも多くの方に読んでいただけるよう、
一冊でも多く売れるよう、
まずはその存在を知ってもらわなくては。

そのために、学生時代の友人や仕事関係の方々、
習いごとがらみのお友だちなどに
せっせとメールやLINEを送り
またSNSでも連日のように発信し、
自分史上最大のアピールをしてみた次第です。

ちなみに、SNSでは宣伝要員としてうちのねこたちが駆り出されております。


↓ 右はキャンペーンガールのひなた、左は宣伝部長のふうまです。






また、担当編集さんにリリースとポップを作ってもらい

それらを手土産にして書店さんにごあいさつにうかがったり
遠方の書店さんにはお手紙をお送りしたりなど
地道な宣伝活動もしております。

いずれの行動も、

普段のわたしには、とてつもなくハードルが高いことばかりです。

緊張のあまり、へんな汗をたくさんかきました。


きっと、自分のためだけだったら、
これほどがんばれなかっただろうなぁと思います。

『ニャン生訓』は、猫写真家の沖昌之さんとか、
イラストを描いてくださった漫画家の堀道弘さんとか、
デザイナーの根本真路さんとか、担当編集さんとか
いろいろな方のお力によって生まれたものなので。

自分も一緒になって生み出したものには、すごく愛情があって
その愛情が苦手なことに取り組むための勇気やエネルギーにつながりました。

勇気を出して行動を起こしたら
結果的に、新聞に取り上げていただいたり
著者インタビューを掲載していただいたりと
『ニャン生訓』の可能性がグンと広がる場所へとつながりました。

※ウェブで読める著者インタビューです
健康365college 
 

介護ポストセブン

自己肯定感が低いのも、自己主張が苦手なのも
変わらないままではありますが
でも、『ニャン生訓』のおかげで、

今までとは違う景色を見られましたし
ほんの少し、未知の自分にも出会うことができました。

この先も少しずつでも、
地道に『ニャン生訓』が広まっていくような活動を続けていきたいです。