猫さんのこと。 | フリーライター 熊谷あづさの雑記帳

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ねこの記事もちょくちょく登場する予定です。

そらこが亡くなって、もうすぐ5ヵ月がたちます。

 

亡くなったのは寒い冬の朝だったのに

今日は30度超えで夏のようです。

 

↓ そらこです。

 

 

今はふうちゃんがひとりで
我が家の癒しとかわいいをがんばってくれています。

 

↓ ふうちゃんです。

 

 

ふうちゃんは、穏やかでおとなしくて、とてもいい子です。

 

高齢で病気のそらこをずっと立ててくれていた
やさしい子です。

 

猫がふうちゃんだけの生活も、だいぶ慣れました。

 

でも時々、視界のすみに茶色いものが映ると
「そらこ!」とハッとしてしまいます。

 

でも、茶色いものをしっかりと見ると
それはカバンとか丸めた毛布とかタオルケットとかで
そのたびに「あぁ、もうそらこはいないんだった」と悲しくなります。


ふうちゃんとは、都内の保護猫の施設で出会いました。

 

うちの猫になってくれるまで、
保護猫施設で8ヵ月以上を過ごしていたそうです。

 

仲間がたくさんいる環境で暮らしていたせいでしょうか。

 

ふうちゃんはほかの猫さんに対して、とてもフレンドリーです。
そらこにはもちろん、時折、外を通る猫さんにもやさしく声をかけます。

 

そんなふうちゃんですが、そらこが亡くなってからというもの
とても寂しそうです。

 

寂しい感情がおかしな方向に振り切ってしまったのか
ものすごく甘えん坊になりました。

 

↓ 冬の写真なのでちょっと暑苦しいですが……
  このようにして、頻繁にかまって欲しいとアピールします。

 

 

上記の状態を放っておくと、肩に両手をかけて体をぐーんと伸ばし
わたしの耳元で「ニャア~」と鳴きます。

 

ふうちゃんのためにも、わたしのためにも
新しい猫さんが必要なのかもしれないと思いつつも
また悲しいお別れをする決心がつかず、先延ばしにしていました。


わたしは以前は東京都の住人でしたが、

3年ほど前から埼玉県民になりました。
(ちなみに、『翔んで埼玉』は公開初日に観ました(笑))

 

同じく埼玉県民の友人Sさんに、ふうちゃんのことを話したところ
「埼玉にもいい保護猫の施設があるんですよ~」
「私の友だちはそこで出会った猫と幸せに暮らしているんですよ~」と
“ねこかつ”というその施設について熱く語ってくれました。

 

Sさんから
「5月12日の『情熱大陸』にねこかつの店長さんが出ますよ!」と教えてもらい
夫とふたりで番組を観ました。

 

店長さんのお人柄や猫への想いが伝わってきました。

 

夫に「ちょうど24日に有給をとってるから、ねこかつに行ってみない?」
と言われ、先週の金曜日に行ってきました。

 

ねこかつでは、
たくさんの猫さんたちが、のびのびと過ごしていました。

 

そらこに似ている猫さんを見たときには、

ちょっと泣いてしまいました。

 

そんな中で、夫とわたしが同時に目をとめた猫さんがいました。

耳の大きなところが、ちょっとそらこに似ています。

 

まだそれほど人には慣れていないらしく
触ろうとするとスルリと身をかわされてしまいます。

 

でも、夫とわたしの間に座ってふたりの顔をじっと見つめています。

 

「ねこかつ」では、気になった猫さんをすぐに連れ帰ることはできず
アンケートに答えてスタッフさんと面談をしてから、
後日、店長さんが自宅まで連れてきてくれて
トライアルをしてから里親になるかどうかを決めるシステムだそうです。

 

スタッフさんに「気になる猫がいるんですが……」と声をかけたところ
その猫さんは、「あずき」と名づけられていることが判明しました。

 

わたしの名前は「あづさ」なので、一文字違いです。
驚きました。

 

アンケートを書き終わってから、
ちょうどその場にいらした店長さんと
雑談がてら、うちの猫環境のお話などをしたところ
その場でトライアルの日時を決めていただけました。

 

あずきちゃんは、6月1日(土)にやってきます。

 

↓ あずきちゃんです。

 

 

ふうちゃんはやさしくてフレンドリーな性格なので
きっと大丈夫だと思います。

 

あずきちゃんは、沖縄で保護された猫で
2ヵ月くらい前に飛行機に乗ってやって来たそうです。

 

環境が急に変わって戸惑うことも多いと思うのですが
どうか、ふうちゃんにもわたしたちにも、慣れてくれますように。