そらこの四十九日が過ぎ、昨日は二度目の月命日でした。
↓ 在りし日のそらこです。
友人、知人、ねこ友の方々からはいろいろとご心配をいただいたり
お悔やみや励ましのお言葉をいただき、
本当に救われた気持ちです。
どうもありがとうございました。
↓ そらこを譲ってくださった山西さんから届いたお花。きれいです。
↓ お友だちのYさんからいただいたお花。癒されます。
↓ Yさんからは「月命日のお供えに」とお菓子もいただきました。
↓ 両親と妹たちが贈ってくれたブリザーブドフラワーです。
↓ たくさんのお花に囲まれているマッシュともんちゃんとそらこ。
そらこは、1月4日の朝8時ごろに息を引き取りました。
わたしはお葬式の時以外、ほぼ寝たきり状態だったのですが
1月7日からは仕事をはじめ、割と普通に過ごせるようになりました。
2年前にマッシュが急死したときは立ち直るまでに3ヵ月以上かかり
もんちゃんのときも1ヵ月くらいは心身ともに不調だったので
ずいぶん早く立ち直れたなぁと、自分でも驚いていました。
いやな考え方なのですが、
どんなに大切な存在でも、その死を何度か経験すると、
慣れるものなのかなぁと思いました。
でも、全然、そんなことはありませんでした。
数日も経つと、めまいと頭痛に襲われるようになり
仕事のとき以外は寝て過ごすようになってしまいました。
少したつとまた回復して元気になるのものの
数日ほどでまためまいと頭痛が起こることの繰り返しでした。
市販の酔いどめを飲むとめまいは多少、らくになることもあり
でも、余計に気持ち悪くなることもあり、
漢方の病院で処方してもらった漢方薬を飲むようになって
ようやく体調が落ち着き、普通に過ごせるようになりました。
そらこはそんなわたしのことが心配だったのか
亡くなった後、10日ほどの間、毎日、夢に出てきました。
不思議なことがあったのは、1月の下旬ごろでした。
わたしの結婚前にそらこと一緒に暮らしていた妹が、
家族からの贈り物のプリザーブドフラワーを持って来てくれた夜のことです。
夜中にうつ伏せ気味で寝ていると
ふいに背中に猫が飛び乗ってきて、その衝撃で目が覚めました。
ふうちゃんは大抵、わたしの右足付近で寝ているので
背中に乗ってくるなんて珍しいなぁと思いました。
↓ 保護猫施設出身のふうちゃんです。
灯りをつけて確認したところ、
ふうちゃんはいつもの定位置で寝ていました。
生前のそらこは、人間の体の上で寝るのが好きで
よく背中やお腹に乗ってきました。
きっと、いろいろな人に悼んでいただいたり、
たくさんのお花をもらったことがうれしくて
そらこがやって来たんだなぁと思いました。
そらこは最期のころ、ヨタヨタと歩くのがやっとで
よじ登るようにして、わたしのお腹の上に乗っていました。
痛いことやつらいことから解放されて
ジャンプができるくらい元気になったんだなぁと思うと
なんだか安心しました。
今朝は、夫が不思議なことを言っていました。
夫が朝、目覚めたとき、わたしの布団のなかから、
そらこがひょっこり顔を出していたそうです。
でも、もう一度、よく見ようとしたときには
姿が消えていたそうです。
わたし、全然、気づきませんでした……
さらに、わたしがゴミ出しに出ている間、
誰もいないはずの2階の寝室から、
猫がたてるような物音がしたそうです。
夫は寝室に行って「そらちゃん」と声をかけたそうですが
なにも反応がなかった、と言っていました。
わたしは「今ならそらこに会えるかも」と思い
夫を見送った後、ベッドに潜りこんで2時間ほど粘ってみました。
でも、特に変化はなかったです。
そらこに会いたいのに会えないことがすごく悲しくて
布団のなかでめそめそと泣いており
そのタイミングでヤマト運輸さんと佐川急便さんが
続けて荷物を運んで来てくださったもので
かなりひどい顔で、受け取りに出てしまいました。
夫は、科学では解明できないことに対して割と懐疑的で
わたしは幽霊も妖怪も宇宙人も超能力も、
不思議なことはけっこう信じるタイプなのですが
マッシュももんちゃんも、そらこも、
なぜか夫にだけ姿をチラ見せしたりします。
ほんのちょっとの時間でいいので
亡くなった猫たちに会いたいです。