白くてふわふわの猫のこと。 | フリーライター 熊谷あづさの雑記帳

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観たもの・聴いたもの・読んだものなどを綴っています。
ねこの記事もちょくちょく登場する予定です。


だんだん暑くなってきました。

 

おかげ様で、そらこはちゃんとごはんを食べており
元気に過ごしています。

 

最近は、わたしの枕元に来てくれる日もあります。

 

そらこに寝かしつけてもらえるのは、とても幸せです(^^)

 

 

今日は、白くてふわふわの猫のお話をさせてください。

 

わたしはこれまで、植物とかお花とかに、

あまり興味が向かなかったのですが
マッシュが亡くなって以来、
お花に癒されるという経験が続き
春先から、ちょっとずつ園芸をはじめました。

 

そして、車で5分ほどのところにある園芸屋さんに、

ちょくちょく行くようになりました。

 

その園芸屋さんは、敷地内にビニールハウスなどがあって
お花や苗を育てつつ、販売をしています。

 

3月下旬にはじめてその園芸屋さんに行ったとき
白くてふわふわの猫が出迎えてくれました。

 

↓ そのときの、白くてふわふわの猫さんです。

 

 

 

地面に寝そべり、白くてもふもふのお腹を丸出しにした姿が
まるでマッシュのようで、思わずその場で大泣きしてしまいました。

 

↓ そのときの、白くてもふもふのお腹です

 

 

白くてふわふわの猫なので、
勝手に「ふわふわちゃん」と呼ぶことにしました。

 

ふわふわちゃんは、おとなしくて、とても人なつっこい猫さんです。

 

お花や野菜の苗を見たい気持ちと
ふわふわちゃんに会いたい気持ちが半々くらいで
毎週のように園芸屋さんに行くようになりました。


ふわふわちゃんは、
自由に出歩いている飼い猫なのかなと思っていたのですが
園芸屋さんのスタッフさんに訊ねてみたところ

捨て猫のノラちゃんだということがわかりました。

 

その園芸屋さんは、店長さんをはじめ、動物好きな方が多く
ごはんをあげたり、去勢手術を受けさせたりなど
みなさんでふわふわちゃんの面倒をみているとのことでした。

 

わたしがふわふわちゃんを気に入っているのを見て
「よければ飼ってあげて」と何度も言っていただきました。

 

みなさん、ふわふわちゃんのことが気になってはいるものの
いろいろな事情があり、誰も飼うことができないのだそうです。

 

正直、心が揺れました。

 

でも、うちにはそらこがいるので、
新しい猫さんを迎えるのは、
まだ先でいいかなあという気持ちの方が大きかったです。

 

それに、見たところ、ふわふわちゃんは
だいぶご高齢の猫さんのように見えました。

 

一緒に暮らしたとしても
すぐにお別れになってしまうのは悲しすぎるので
「住み慣れた環境で過ごしたほうが幸せに違いない」と
思うことにしました。

 

先日も、例によって園芸屋さんに行きました。

 

ふわふわちゃんはノラさんなので
いるときもあれば、いないときもあります。

 

その日はふわふわちゃんの姿が見当たらなかったので
お散歩にでも出かけているのかなぁと思いました。

 

でも、お花の苗を見ていたら
いつの間にか、ふわふわちゃんが近くにいました。

 

しゃがみ込んで背中を撫でていると、
ふわふわちゃんは、わたしのひざに足をのせてきました。

 

初めてふわふわちゃんを抱っこしました。

 

思ったよりも軽くて、マッシュよりも毛がちょっと短くて
でも、マッシュのようなふかふかの抱き心地で、
やっぱり、メソメソと泣いてしまいました。

 

店長さんが来て、
「よかったら、もらってあげて。
この子はね、本当にすごくいい子なの」と声をかけてくださいました。

 

そのときの会話ではじめて、
ふわふわちゃんは5歳だということがわかりました。

 

思っていたよりもずっと、若かったです。

 

店長さんとお話をしつつ、ふわふわちゃんと遊んでいたら
家族連れのお客さんがやって来ました。


ふたりのお子さんがふわふわちゃんを見て
「猫! 猫!」とはしゃいでいました。

 

なので、いったん、ふわふわちゃんから離れることにしました。

 

お子さんは、4、5歳くらいの女の子と3、4歳くらいの男の子でした。

 

きっと、そのお子さんたちは、
猫さんとふれあった経験がほとんどないのだと思います。

 

はじめのうちは、おそるおそる背中をなでていたのですが
だんだん、ふわふわちゃんの耳やおひげを引っ張ったり、
しっぽをギュッとつかんだり、引っ張ったりしはじめました。

 

ふわふわちゃんは、逃げたり怒ったり抵抗したりすることなく、

座り込んだまま、じっと耐えています。

 

その姿を見ていたら、なんだか泣けてきてしまいました。

 

きっとふわふわちゃんは、これまでも
イヤなことがあっても、じっとガマンをしていたのだろうなぁ。

 

ふわふわちゃんがノラさんでいる限り、
今後もこういうことが起こるのだろうなぁ。

 

そう思うと、いてもたってもいられなくなりました。

 

夫も以前からふわふわちゃんを気に入っていたので
その場で譲っていただくことに決めました。

 

店長さんもスタッフさんも、涙ながらに喜んでくださいました。

 

いったん自宅に戻って、ゲージを車にのせて
ふわふわちゃんを迎えに行き、

その足で動物病院へ連れて行きました。

 

園芸店では「モンキチ」という名前をつけてもらっていて
「モンちゃん」と呼ばれていたそうです。

 

そのまま「もんちゃん」と呼べるように、名前は「もん」にしました。

 

こうした事情により、
少し前から、もんちゃんも一緒に暮らしています。

 

↓ うちに来た翌日のもんちゃん。ちょっとオドオドしています・・・

 

 

暖かくなってからのそらこは、
二階にある寝室やわたしの仕事部屋で過ごすことが多いので
室内での生活に慣れるまで、
もんちゃんの居場所はリビング限定にしました。

 

そらこはリビング以外の場所で過ごしているので
ふたりはまだ対面していません。

 

もんちゃんがうちに来てくれたことは、すごくうれしいです。

 

「マッシュに似てるなぁ」と思って、
たまに涙が出ることはあるのですが
以前のように、わけもなくメソメソしたり、

情緒不安定になることはなくなりました。

 

 

もんちゃんは、時々、外に出たそうにすることはあるものの
おとなしく室内で暮らしています。

 

もんちゃんにとっても、園芸店の方たちにとっても
いいことをしたのではないかと思っています。

 

ただ、なんの相談もなく、突然、
もんちゃんを引き取ってしまい、そらこには申し訳なく思っています。

 

そらこには事情を話して
「でも、そらこが大切な猫であることに変わりはないんだよ」と
何度も伝えています。

 

そらこは、もんちゃんの鳴き声などで
存在には気づいているようです。

 

でも、今のところ特に変わった様子はなく
いつも通りに過ごしています。

 

そらこももんちゃんも、ふたりとも大切にしていきます。

 

これからも温かく見守っていただけたら、とてもうれしいです。