今日まで発売の『週刊女性』にて
『猫なんて! 作家と猫をめぐる47話』(キノブックス)の書評を
書かせていただきました。

本書には、角田光代さんの「我が家に猫がやってくる」、
村上春樹さんの「猫に名前をつけるのは」、
吉本ばななさんの「夜中の猫」、
浅田次郎さんの「小説家がペットと暮らす理由」など、
47人の作家さんの猫にまつわるエッセイやマンガが
村上春樹さんの「猫に名前をつけるのは」、
吉本ばななさんの「夜中の猫」、
浅田次郎さんの「小説家がペットと暮らす理由」など、
47人の作家さんの猫にまつわるエッセイやマンガが
収録されています。
わたしは、ずいぶん長い間、
マッシュとそらこという猫と暮らしていました。
↓ 高級そうに見えますが、雑種で路上出身のマッシュ(14歳)です。
わたしは、ずいぶん長い間、
マッシュとそらこという猫と暮らしていました。
↓ 高級そうに見えますが、雑種で路上出身のマッシュ(14歳)です。
↓ マイペースで甘えん坊のそらこ(12歳)です。

高名な小説家さんと、わたしのようなライターを
くらべるのもおこがましいのですが、
猫の存在で作家の孤独感が救われると述べている
浅田次郎さんのエッセイには、とても共感しました。
また、〝猫は人間と対等〟と位置づける伊丹十三さんの
“私は、一人の猫と共に住んでいる”という表現には、
思わず、大きくうなずいてしまいました。
『猫なんて! 作家と猫をめぐる47話』には
愛猫家の心をくすぐるエピソードが満載で
「この作家さんは、ほかにどんなものを書いているんだろう?」と
別の作品も読んでみたくなります。
猫好きの見聞を広げてくれる、おすすめの一冊です。
『猫なんて! 作家と猫をめぐる47話』は
これまで書かせていただいた書評と同じく
「読んでよかったな」、「書評を書けてうれしいな」という感想のまま
手元に置いておくはずでした。
でも、わたしにとって、すごく意味のある本となりました。
書評を書かせていただいた時には
マッシュとそらこのふたりと暮らしていたのですが
掲載誌が発売になったとき、
一緒にいるのは、そらこだけになってしまいました。
2017年1月28日(土)の早朝に
マッシュは突然、ひとりで旅立ってしまいました。
マッシュは14歳と高齢ではありましたが
でも、前日まで、とても元気だったのです。
↓ 去年の秋。アジの南蛮漬けを調理中にクンクンするマッシュです。
別の作品も読んでみたくなります。
猫好きの見聞を広げてくれる、おすすめの一冊です。
『猫なんて! 作家と猫をめぐる47話』は
これまで書かせていただいた書評と同じく
「読んでよかったな」、「書評を書けてうれしいな」という感想のまま
手元に置いておくはずでした。
でも、わたしにとって、すごく意味のある本となりました。
書評を書かせていただいた時には
マッシュとそらこのふたりと暮らしていたのですが
掲載誌が発売になったとき、
一緒にいるのは、そらこだけになってしまいました。
2017年1月28日(土)の早朝に
マッシュは突然、ひとりで旅立ってしまいました。
マッシュは14歳と高齢ではありましたが
でも、前日まで、とても元気だったのです。
↓ 去年の秋。アジの南蛮漬けを調理中にクンクンするマッシュです。
↓ 亡くなる前日の朝、わたしのベッドの上で恒例のふみふみをするマッシュです。
亡くなる前の夜、マッシュはわたしのベッドの上で寝ていました。
明け方、猫トイレに行ったことまでは覚えているのですが
その後、ベッドに戻った気配はありませんでした。
朝、トイレに行こうと起きたとき
わたしのベッドの隣りの床にマッシュが横になっており
「寒いのに、へんなところで寝てるなあ」と思って
明け方、猫トイレに行ったことまでは覚えているのですが
その後、ベッドに戻った気配はありませんでした。
朝、トイレに行こうと起きたとき
わたしのベッドの隣りの床にマッシュが横になっており
「寒いのに、へんなところで寝てるなあ」と思って
抱き抱えようとしたところ、すでに冷たくなっていました。
でも、まだ少し、体は温かったです。
マッシュは眠っているようにしか見えませんでした。
体を触るとほんのりとぬくもりがあるので
「ねえねえ、やっぱりあったかいよ?」と
何度も夫に確認してもらったくらいです。
その日はどうしても出かけなければならない仕事があったため
ものすごくがんばって労働をし、夕方、帰宅しました。
その間、夫がいろいろと手配をしてくれて
帰宅すると、簡単な祭壇ができていました。
その晩、一緒に暮らしていた妹たちや
その家族やお友達が、マッシュに会いに来てくれました。
みんな「眠っているみたいだね」と言っていました。
1月29日(日)14時から、夫とふたりでマッシュを見送りました。
きれいな祭壇に安置してもらい、お経をあげてもらい
妹たちからもらったたくさんのお花と、好きなごはんと
それから、わたしが書いた手紙と一緒に荼毘に付されました。

でも、まだ少し、体は温かったです。
マッシュは眠っているようにしか見えませんでした。
体を触るとほんのりとぬくもりがあるので
「ねえねえ、やっぱりあったかいよ?」と
何度も夫に確認してもらったくらいです。
その日はどうしても出かけなければならない仕事があったため
ものすごくがんばって労働をし、夕方、帰宅しました。
その間、夫がいろいろと手配をしてくれて
帰宅すると、簡単な祭壇ができていました。
その晩、一緒に暮らしていた妹たちや
その家族やお友達が、マッシュに会いに来てくれました。
みんな「眠っているみたいだね」と言っていました。
1月29日(日)14時から、夫とふたりでマッシュを見送りました。
きれいな祭壇に安置してもらい、お経をあげてもらい
妹たちからもらったたくさんのお花と、好きなごはんと
それから、わたしが書いた手紙と一緒に荼毘に付されました。

お花に囲まれたマッシュを見ていると、心が救われます。
生まれて初めて、お花に癒されるという感覚を知りました。
右側のキレイなお花のアレンジメントは
フリーアナウンサーの山西康子さんからいただきました。
山西さんとは、10年以上前の取材時に
お互いに猫好きということで意気投合し、
フリーアナウンサーの山西康子さんからいただきました。
山西さんとは、10年以上前の取材時に
お互いに猫好きということで意気投合し、
以来、仲良くさせていただいています。
そらこは、山西さんから譲っていただいた猫です。
その隣にあるお花は、
1月22日(日)のベリーダンスの発表会のときに
お友達からいただいたものです。
突然すぎるお別れで頭が真っ白になり
お花を用意するという思考がまったくありませんでした。
発表会のときにいただいたお花が、まだまだキレイに咲いていたので
マッシュのそばに置いてあげることができました。
ちなみに、発表会のときには
一緒に踊ったお友達の娘さんのRちゃんが作ってくれた
缶バッヂを衣装につけていました。
缶バッヂに印刷されているのは、マッシュとそらこの2ショットです。
Rちゃんは、去年の夏にうちに遊びに来てくれて
マッシュとそらこと初対面しました。
そらこは、山西さんから譲っていただいた猫です。
その隣にあるお花は、
1月22日(日)のベリーダンスの発表会のときに
お友達からいただいたものです。
突然すぎるお別れで頭が真っ白になり
お花を用意するという思考がまったくありませんでした。
発表会のときにいただいたお花が、まだまだキレイに咲いていたので
マッシュのそばに置いてあげることができました。
ちなみに、発表会のときには
一緒に踊ったお友達の娘さんのRちゃんが作ってくれた
缶バッヂを衣装につけていました。
缶バッヂに印刷されているのは、マッシュとそらこの2ショットです。
Rちゃんは、去年の夏にうちに遊びに来てくれて
マッシュとそらこと初対面しました。
当時のRちゃんは5歳で
マッシュとそらこは、人生で初めてふれあった猫なのだそうです。
それ以来、マッシュとそらこをすごくかわいがってくれていて
お手紙やイラストをたくさん描いてくれました。
Rちゃんが作ってくれた缶バッチのおかげで
最後に、マッシュと一緒に踊ることができてよかったです。
遺骨の左側にあるピンクのお花は
去年の8月に結婚するまで
長年、一緒に暮らしていた妹が持ってくれました。
マッシュは白い毛の面積が多いので
おじいちゃんにもかかわらず、ピンクがよく似合います。
一番、左端にあるのは、猫草です。
マッシュは長毛のせいか、猫草をよく食べていました。
マッシュのために買った無印良品の猫草栽培セット、
まだたくさん残っています。
本当に突然すぎるお別れで、
マッシュとそらこは、人生で初めてふれあった猫なのだそうです。
それ以来、マッシュとそらこをすごくかわいがってくれていて
お手紙やイラストをたくさん描いてくれました。
Rちゃんが作ってくれた缶バッチのおかげで
最後に、マッシュと一緒に踊ることができてよかったです。
遺骨の左側にあるピンクのお花は
去年の8月に結婚するまで
長年、一緒に暮らしていた妹が持ってくれました。
マッシュは白い毛の面積が多いので
おじいちゃんにもかかわらず、ピンクがよく似合います。
一番、左端にあるのは、猫草です。
マッシュは長毛のせいか、猫草をよく食べていました。
マッシュのために買った無印良品の猫草栽培セット、
まだたくさん残っています。
本当に突然すぎるお別れで、
まだ全然、気持ちの整理がついていません。
マッシュは、はたから見れば、ただの猫なのですが
わたしにとっては、頼りになる保護者でもあり、よき理解者でもあり
癒される存在でもありました。
14年も一緒に暮らし、人生の約三分の一をともに過ごしてきたので
どうやって気持ちを立て直していけばよいのか、
マッシュは、はたから見れば、ただの猫なのですが
わたしにとっては、頼りになる保護者でもあり、よき理解者でもあり
癒される存在でもありました。
14年も一緒に暮らし、人生の約三分の一をともに過ごしてきたので
どうやって気持ちを立て直していけばよいのか、
さっぱりわかりません。
でも、仕事はいつも通り、普通にできています。
ただ、仕事以外のことが、まだ、うまくこなせないといいますか
気持ちが思うように向かないといいますか
感情がうまくコントロールできないといいますか……。
ベリーダンスのレッスンなど、
習い事は、少しの間、お休みしようかなと思っています。
これからゆっくりと、マッシュのいない生活に慣れていって
いつか、マッシュのことを笑って話せるようになる頃には
少しは人の気持ちや痛みがわかる人間に
でも、仕事はいつも通り、普通にできています。
ただ、仕事以外のことが、まだ、うまくこなせないといいますか
気持ちが思うように向かないといいますか
感情がうまくコントロールできないといいますか……。
ベリーダンスのレッスンなど、
習い事は、少しの間、お休みしようかなと思っています。
これからゆっくりと、マッシュのいない生活に慣れていって
いつか、マッシュのことを笑って話せるようになる頃には
少しは人の気持ちや痛みがわかる人間に