剛力彩芽さん×漫画家の大崎充先生の
対談のお仕事をさせていただきました。

剛力彩芽さんは、現在、放送中の
金曜ナイトドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』に主演しており、
大崎充先生は、
原作『グ・ラ・メ! ~大宰相の料理人~』の漫画家さんです。

『グ・ラ・メ! ~大宰相の料理人~』は
吉田茂首相以来、約60年ぶりに復活した
総理任命の官邸料理人・一木くるみが主人公のマンガです。
天才的なセンスを持つ若手料理人のくるみが
料理を通して世界や政財界の要人の心を動かしていくお話で
2006年から2010年まで『週刊コミックバンチ』に連載されていました。
絵柄がキレイで、お話もおもしろくて
毎週、楽しみに読んでいた作品のひとつです。
連載時には、大崎先生に取材をさせていただいたりもしましたし
なにかと思い入れのあるマンガです。
その『グ・ラ・メ!』がドラマ化されると知って
ひとりでテンションがあがっていたところに
剛力彩芽さんと大崎先生の対談のお仕事の依頼をいただいて
ものすごくうれしかったです。
取材前に、編集部から単行本全巻をお借りして
一気読みをしました。
あらためて読むと、また違った発見があって楽しかったです。
それに、仕事で堂々とマンガを読むことができるなんて
なんだか得をしたような気分になります。
第一話の台本も読ませていただきました。
ドラマの台本というのは、なかなか目にする機会がないもので
「こんなにたくさんのスタッフさんが関わっているんだぁ」などと
興味シンシンで読みました。
対談は、ドラマの撮影現場にて行われました。
くるみの仕事場である、厨房のセットに入らせていただいたのですが
出入り口付近に官邸内の内線番号一覧表が貼ってあったり
食品衛生責任者のプレートには、
三宅弘城さん演じる「田村友和」の名前が書いてあったりして
ドラマ制作の奥深さをのぞいたような気分になりました。
大崎先生も、「こうした部分にもこだわっているんですね」と
驚いている様子でした。
剛力彩芽さんにお会いした時、大崎先生は
「目の前にくるみがいます!」とさらに驚いていらっしゃいました。
剛力彩芽さんは、小顔でスラッとしていて
すべての質問に丁寧な受け答えをしてくださる、
とても素敵な女優さんでした。
くるみは料理人である前に、純粋に料理が好きな女性なのですが
剛力さんもまったく同じだそうで
「仕事をしているというよりは、
好きなことをやらせてもらっているという感覚なんです」
とおっしゃっていたのが印象的でした。
今回のお仕事を通して、ドラマの世界を垣間見ることができたりなど
いろいろな意味で、良い刺激を受けることができました。
剛力彩芽様、大崎先生、関係者の皆様
お忙しい中、どうもありがとうございました。
金曜ナイトドラマ『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』は
テレビ朝日系、金曜23時15分からの放送です。
ドラマの放送を楽しみに
一週間を乗り切っている今日このごろです。