少し前「老後資金2,000万円」問題の報道が世間を騒がせました。 

2,000万という数字が一人歩きしてしまった感がありますが、この金額どう思われますか?

2,000万というのはとても大金です。もちろん、老後にどんな生活をするかによって必要資金は

変わると思いますが、多くのご相談を受ける現場として感じることは、漠然と考えている段階では

「2,000万円あれば足りるような、でも若干足りないような・・」

というイメージを抱かれている方が多いです。

ですが、ご相談いただき、実際に将来受け取れる年金の額を知り、その上で月々の必要生活費との

収支を計算してみると「全然足りない」という感想をいただくことがほとんどです。

通常の生活費以外に楽しみや趣味にも使いたいということがあれば、この金額がもっと乖離して

きます。

年金制度はあてにできないので各自備えて下さい、と国が公に言ってしまうのは無責任という意見も多々あります。しかし、残念だけれど歴然とした事実であるという点を踏まえ、部分的に切り取られた二次情報に嫌気を持ち、アクションを起こさないことは避けたいものです。

日本銀行が2019年3月に行った「金融リテラシー調査」というものがあります。

その中で、50代の方の62%が自分が受け取れる年金の額を知らない、というデータがあります。

退職後の生活費について意識している人は8割に達するが、必要額を認識している人は5割。

「不安には思っているけれど、何もしていない」という方が8割だと

いうことです。

例えばお金についてや資産運用の浸透しているアメリカと比べると日本は20~30年

遅れている状態なのですが、金融リテラシー(知識)については多くのアメリカ人も日本人と大差はありません。
金融リテラシー(知識)の高い人もいれば、まったく知識がない人もいます。
そして
「公的年金が当てにできない」と感じているのは日米共通です。
ただ、多くの日本人はどこかで公的年金を当てにしている、「なんとかなる」と

思っているのではないかと、感じています。
本当に当てにできないのであれば、自分で何かしら資産運用をするのではないでしょうか。

少なくとも年金額くらいは把握しているのではと思います。
当てにできないと感じているからこそ、アメリカ人は自分で行動しています。

一方で、若い世代である20代47%、30代63%が退職後の生活費については「意識している」

と回答しています。20代の19%、30代の25%が退職後の資金計画を策定していると

答えており、年金不安を背景に、若いうちから老後に向けた行動を取りつつあることが分かります。

 

今回の「老後資金2,000万円問題」で改めて老後資金について意識した方も多かったのではと

思います。

老後資金作りのポイントは、時間を味方につけて少しでも早く行動する事

そして、少し先のことを想像しながらその時期その時期にやるべきことを実行していくのも大切です。お金のことは、本当に知らないとソンをすることがたくさんあります。

今回の報告書が大きな話題を集めたことで、これまで老後資金作りに関心がなかった人
ちょっとした気づきをもたらし、未来のためのステップになればと思います。

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