旅立ち

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阪神深江駅の近くに薬王寺橋という、とても小さな橋があります。
車で通ったらあることさえ気づかないような、ささやかな橋です。
僕は、昨年開催のサッカーワールドカップの6月から、約10ヶ月

根気強くダイエットと運動不足解消のためにウォーキング走る人を始めたのですが、

始めてから程なく、目的はこの小さな橋に行くことに変わっていました。


以前、このブログで書かせていただいた黒猫黒猫の兄妹に会うためです。
このふたり、野良猫(僕は自由猫と呼んでます)を卒業することになりました。

兄の「やまと君」と妹の「のんちゃん」と言います。
最初は名前もわからず、妹しか見かけてなかったので、クロちゃんと読んでました。
人懐っこい丸顔のクロちゃんに会いに通い続けていると、
毎日ごはんを食べさせているボランティアの方や、近所の猫好きのご夫妻、

ボランティアさんと一緒に4年以上もこの子たちを見守る整骨院の先生。

そして、通りすがりの優しい人たち。
いろんな方と挨拶や言葉を交わすようになりました。


みなさんにはそれぞれの生活や日常があります。
込み入った話をする訳でないですが、みんなこの、とても仲がよくて
肩を寄せ合ってたくましく生きている兄妹猫が好きで

目尻を下げて会話できる、なにか不思議だけど居心地のいい場所でした。

僕も、昨年破壊的な台風台風が続けてきた時は、

居てもたってもいられず車で駆けつけました。
深江駅の近くが高潮の影響で
波水に浸かり、信じられないような雨と風の中

もう生きてはいないかもしれないと絶望的な気持ちになって

その場を後にしたのですが、台風が去った次の日

見に行くと、塀の上からケロッとした様子で
「どうしたの~!?といつものニャ~で迎えてくれました。

こんなふたりは5歳を超える歳です。
通常、自由猫の寿命は2、3年といわれているので、元気な姿を見るとホッとします。
そんなふたりについに安心して眠ることが出来、ごはんが食べられる場所ができるのです。
優しいお嬢さんの家族になることが決まったんです。
もうこれで、寒波がきた寒い日も、台風の風や大雨、川を逆流してくる海の水も

心配する必要はなくなりました。
本当にうれしいです。
これで長生きできるね。
でも、もう会えなくなるのは少し寂しいなぁ…ダウン



ここまでの内容は先週金曜日までに書いていました。
彼と彼女のために、里親さんの元へ引越しが終わったら

ブログをアップするべく、その時を待っていました。

引越しの詳細を知りたくてお世話をされているボランティアさんに、
土曜日の朝にLINEを入れたところ、「お電話する時間はありますか?」
と返信をいただき、その場ですぐ電話スマホをしました。

耳にしたのは信じたくない話でした。
お兄ちゃんのやまと君が2日前に亡くなったのではないかという内容でした。

彼らの餌場の前は鳴尾御影線という、地元の人にとって

生活に根ざした東西に走る道路があります。
彼らはいつもここを横切って、大好きな公園黄色い花や近所の優しいご夫妻に
会いに行ったりしていました。

夜にスピードを出した車に轢かれたそうです。

ふたりをかわいがっていたカップルの人が見つけたそうで、
体の特長からやまと君ではないかと…
お寺に連れていってくれて供養をしてくれたそうです。
猫違いであればという願いを持っていたそうですが、
2日間も餌場に現れないことは今までなかったので、
信じたくないけどやまと君ではないかというお話でした。

あと数日で大好きな妹のんちゃんと新しい暮らしが始まるはずだったのに。
もう、ごはんを食べながら辺りを警戒したりしなくていいのに。
寒い冬、暑い夏、あの日の台風のような日も、
身の危険を感じることなく、快適な場所で優しいご家族と過ごせたのに。

本当に無念です。
やまと君は最後まで自由猫で生涯を終えました。
のんちゃんは、一人で、新たな優しいご主人の下へ行きました。

彼女は、お兄ちゃんがいないことをどう思っているのでしょうか。

「少しやんちゃな彼は、最後まで自由猫が似合っていたのかもしれないですね。」
と、言葉を交わすのが精一杯でした。

正直なところ、気持ちの整理はまだ全くついてません。

小さな橋で、小さな子たちのそれぞれの旅立ち虹があったことを
記録としてお伝えしたいと思います。

 

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