そらのいろって

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   ピーター・レイノルズ

   なかがわちひろ 訳

   主婦の友社

 

 

マリソルは青い絵の具がないから空の絵が描けないと

途方にくれてしまいました。

困り切って空をながめてみたら、あれ、 空って、べつに青くないのじゃない。

マリソルは絵の具をまぜて「自分の空の色」をつくり、みごとな空の絵を完成させます。

他人がつくった既成概念にとらわれないこと、自分の目で見て、肌で感じ、耳で聞いて、

そして心でとらえることは、子どもたちの成長や、輝かしい未来にとても大事なことです。

型にはまった見方をしていたら、その先には進めない。大人やまわりの人がつくった枠から一歩ふみだすことは勇気がいるかもしれないけれど、でも、一歩をふみだそう。 

幼いころ、美術の先生にその大切さを教えられて道がひらけた経験が

作者のアーノルドにあるそうです。

 
  先入観をなくすってとても大切ですよね。
 

 

 

  この絵本の奥付けに こんな言葉があります。

 

 

   わたしから あおい えのぐを とりあげ

   そらを みあげて かんがえさせてくれた 画家

   アルド・セルビーノに

 

  

     素敵な言葉です。

 
     先日 教室でこんなことがありました。
 
      幼中さんと幼長さんの兄弟の弟の方が
      急にご機嫌がわるくなって 動こうとしません。
      今日は 全員 かえるときに飴をもらえるのに 
      飴は大嫌いときっぱり 言います。
      お母さまは 「 いいえ。大好きです。」と。
      ベテランスタッフさんの対応にも反応せず 
      困ったお母さんとお兄ちゃんは一旦 外に出ました。
      ずーっと 様子を見ていると 少しづつ 飴を用意している
      私の方に にじり寄ってきています。
      長い時間をかけて 到着して じっくりと好きな飴を選びました。
      そして 「 もう 一個 いい? 」 と聞きました。
      もちろん あげてもいいのですが
      みんなに 「 一個ね 一個よ 」 と念押ししている手前もあり
      「 偉かったね。ちゃんと 自分で取りにきて 選べたね。ありがとう。」
      「 うん。」
      「 一つだけ選べて 賢かった。」
      あとは あたまなでなでして さよなら。
 
       その次の教室で その子が入室してきました。
       「 この間 暴言を吐いて すみませんでした。」と
       私に言いにきました。
       きっと お母さんに車の中で言われてきたのだと思います。
       あの時 私にはその子は暴言はもちろん言ってないし
       何もしていませんのに。
       スタッフ先生とお母さまには悪態をついたらしですけれど。
       でも、勇気を出してちゃんと言えたんですね。すごいです。
       いつも 先入観でものごとを判断せずにいたいと考えています。
       この間 泣いていたからとか 難しがっていたとかは 一旦
       私たちの心の中には留め置いて 今日のあなたを見ましょうって
       決めています。
       
        今日 「こんにちは」と来てから帰るときには
        何か 一つ 賢くなって帰れる教室を目指しています。
 
         さあ、週末 がんばりましょうっと。
 
 
 
 
 
        

  

 

    

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