カルチャースクールやオープンカレッジ | がま口と服作りと刺し子 そして日々の出来事

がま口と服作りと刺し子 そして日々の出来事

細々と営むmiwaがま口教室と初心者様向け洋裁教室
時々ある文化服装学院生涯学習の通信講座受講生様からの相談事への対応 そして多くは 我が家の畑と台所のことをアップしています。

おはようございます。

 

今は 気ままにハンドメイドを楽しんでいるmiwaです。

今日も遊びにきてくださってありがとうございます。

 

昨日 畑作業をしている間に かつて生徒さんだったお姉様から電話が入っていました。

なにかな~と思って気になったので 折り返しお電話させていただきました。

すると カルチャーセンターでがま口を教える運びになっているということでした。

ちょっと悩んでいるというので お話を伺いました。

お話を伺いつつ 同じ悩みだよねって思ったことがいくつかありました。

朝からこの話はどうかな~。

 

カルチャーセンターなどで講師をすると 一気にたくさん教えられる講座内容なら 収益が上がります。でも 手仕事でお一人お一人を丁寧に丁寧に見なくてはならないような細かなものや コツが必要なものについては 一度にたくさんの人に教えるのは難しいので 収益が上がりません。

カルチャーセンターの会場費・人を集めるための広告宣伝費・諸処の事務費などもかかることなので あれこれ考えていたら まあ 仕方が無いかなってレベルにはなります。

会場が家から近いなら まだよいのですが 遠方だと交通費は自分持ちです。

しかも カルチャーセンターにお客様が何を求めてこられるかってことも結構問題です。

 

私や私の生徒さんたちが どこかで何かを学ぶときは その技術を学び取ろうとして必至にです。

例えば 鞄の教室などに通う場合 お金の話ばかりで恐縮ですが あくまでも例えばです

月謝10000円とします。

月1回だったら レッスン料は1回10000円です。

そして 材料費 これは また別にかかります。

革のバッグなどを作る場合は 自分で材料を調達してきます。

革 内布 芯材 副資材

もちろん先生のところにある場合もあります。

1つのバッグを作るために 型紙を引くところから始まり 何ヶ月も通います。

交通費 レッスン料など合わせると 自分のつたない技術で作ったバッグが10万円ほどかけてやっと1つ作れるというレベルになることもしばしば

 

だけど 私や私の生徒さんは そんな風には考えてはいませんでした。

つまり 1本10万円のバッグではなく バッグを作るための工程や技術を学び 次の自分の生活や仕事に活かしていくと思っていました。だから いつも1つ1つ丁寧に作っていく 確実に覚えていくことが大切だったんですよね。

 

カルチャーを受講されるかたには楽しんでいただけるように準備をしますが 受講する方には先生の苦労も察してあげて欲しいなって思います。

高い高いと言われるので カルチャーセンターからも教材費を安くするように言われたこともありました。そもそもがま口は 口金自体が高いし材料費がかさむんですよね。それを2時間でするために下準備をするので講師自身の時間も相当割いているということになるんですよね。

私の場合は儲からないし 時間ばかりかかって気苦労が多くて大変だったので やめてしまいましたけれどね。

 

私が今行っている文化のオープンカレッジもカルチャーセンターと同じことで 大学がやっている文化教室だから オープンカレッジと呼ばれているそうです。ところ変わればって気がするのは私だけでしょうか。

 

 

さあ、今日も1日元気に楽しく過ごしましょう。