ババヤガの夜 【王谷 晶】

<読んだきっかけ>
クラクションさんが紹介していて、面白そうだったから
(クラクションさんからのご紹介3蓮チャンでした)

<あらすじ>
ヤクザの組長の一人娘のボディガードをすることになった新道依子。
最初は、愛想のないお嬢様・尚子だったが、
少しずつお嬢様・尚子と距離を縮めていく。
しかし、昔ながらの男社会で女性が生きていくのは大変なことで・・・

<感想>
バイオレンス。と聞いていたので覚悟して読んだ。
そもそも、私は何でこの本を読みたくなったんだろう?(笑)
私、暴力系の小説は苦手なんだけどな~~~
暴力ね・・・最初っから暴力です^^;
依子は、暴力大好きな人。
武道とか正式に習ってしまうと、ケンカが出来なくなるので習うことは無く・・・
といった、生粋のケンカ好きな依子。
一方。尚子 大学生なのだが・・・
全て、父親(組長)の言いなり。父親に言われた服を着て、父親に言われた髪形。
全てが父親に指示されたモノ。
対照的な二人の物語。

これってどーなって終るんだろう?と読みながら思った。
が、しかーし 尚子の母親が若頭と駆け落ちしていた?
二人を血眼になって探す組長ですと~~~。
と、その辺が落とし所なのかん???と読んだ。
途中途中で、それらしい話も・・・。

ふんふん・・・
見事に騙されました~~~(笑)

確かにね。暴力。暴力・・・の話だから、好きでは無いけど
男たちをボコボコにしてやる依子がカッコ良かった。
あと、柳!この人も良かったなぁ~~~
柳のその後を知れなかったのが残念。

ん~~~この作家さんは、こーいう作風なのかな?
だとしたら、もう読まない(笑)

お気に入り度
★★★☆☆