モラハラ夫と離婚した40歳専業主婦です
嫌な記憶ながら、みなさんに聞いてもらうことで少しでも浄化できたらいいな、と思って綴ります


...うつ?
「うん。なんか体おかしくて...色々調べたら、うつじゃないかなって」
この日の夜。
旦那が上司に、自分の体調について報告すると。
すぐに面談の約束が取り付けられました。
家から近い、ファーストフード店で2時間くらいでしょうか。
帰宅した旦那の顔は強張っていました。
「とりあえず一ヶ月有給ってことにしろ、って。
もし病院行って診断書出されたら、俺の業績とか、これからの出世にマイナスになるから。
社内の誰にも言うなって。」
(この「俺」は旦那のことです)
部下が心身不調となると。
それは上司の監督不行責任になるんでしょう。
旦那の将来を気遣ってではなく。
上司自身の査定を最優先に考えた言葉掛けに。
怒りが収まりませんでした。
上司からのたしなめにより。
旦那はどうにもこうにも病院(精神科)に行こうとしませんでした。
毎日、部屋に篭りっきり。
ごはんは部屋の前に置いて、しばらくすると空になったお皿が置かれている状態でした。
それを毎日3食。
食べるんですよね、不思議と
お風呂は入ったり入らなかったり。
ほとんど入っていなかったように記憶しています。
ある日。
上の子どもが熱を出しました。
旦那に下の子どもを任せて病院へ。
そして帰宅して気付きました。
いちご🍓買うの忘れた
上の子は熱を出すといちごを食べたがります。
いつもは病院の帰りに買うのですが。
この時はすっかり忘れていました。
ただいま!
ごめん、あのね、いちご買い忘れたから今から買ってきていいかな?
この一言。
本当に一言一句違わずこの私の一言で。
旦那はブチギレました。
「あのさ、俺の状況分かってる?
毎日毎日死にたいって考えて、どうしようもなくて。
辛くてしんどくて、本当に死にたいってばっかり考えてるのに‼️
こんな俺にまだ子どもの面倒見させるわけ⁉️
なんなんだよっ‼️」
そう言って、旦那は足元にあった子どものおもちゃを勢いよく蹴り上げました。
そして。
そのまま、また自分の部屋へ。
目の前には。
当然、子どもたちがいたのに。
上の子は自分のせいだと、泣いてしまいました。
私は。
この時の絶望感を忘れられないと思います。
