第23回兵庫県民釣り大会に参加してきました。

そして、第16回大会以来7年ぶり2回目の優勝を手にすることが

出来ました。

今回は何時も同行してくれる鉄人平尾君が仕事の都合で参加できず

単独で大会に挑みます。

大会前日の金曜日は徹夜勤務と言う最悪の状態(>_<)

仕事が終わったのは土曜日の朝9時。急いで我が家に帰りバタバタと

釣りの準備をしてシャワーで軽く汗を流した。

ウトウトしている間に大会開始時間は過ぎていました。

元気者の若い釣友出井君は既に日本海でスタンバイしているようである。

鉛のような重たい体に気合を入れていざ出発!

家を出て高速に入ります。

「えらい風が強いなー」

明石海峡大橋の電光板には風速13メートルの表示が・・・(゜.゜)

「うそやろ! 釣りなんかできるんかいや!」

私の小さな車は大きく右に左にふらつき危うく橋の側面にぶつかりそうになった。

「危ない!危ない!死ぬとこやった」

もちろん海は大荒れ、白波が立っていた

目的の石積みポイントも南西の風が強く吹いていたが何とか竿は出せそうであった。

「まあ、やるだけの事はやるか」

先端には大会参加者と言う先客がいたので声を掛けて後ろで3本の竿をセットした。

「大会じゃなかったら絶対に釣りなんかせん日やな」(´ー`)

南からの強い風で仕掛けが思うように前に飛ばないがキス仕掛けを2本

荒れた海で思いがけない大物が来るかもと一本は大針の仕掛けである。

何とか提出できるものが釣れないかと思い3本の竿をいろんな方向な投げ分けたが

反応がない

日付が変わる少し前に力糸ラインの近投に投げていた竿に20センチほどのガシラが

立て続けに二匹釣れ

「情けないけど何とか提出だけはできるわ」(T_T)

日付が変わり先端に入っていた人が

「あかんわ! 魚居らんわ、場所替えしますわ」と帰って行った。

私も場所替えを考えていたが残りエサも少なくなり徹夜明けの体力では動く事も

ままならないので諦めて竿だけを開いた先端に移動させ最後のあがき

潮は下げに入りエサもなくなり、ここで私の大会は終了・・・・・

疲れ切った体で一本づつゆっくりと片付けに入った。

一本目、キス仕掛け、何もなし

二本目、キス仕掛け、何も付いていない、エサもそのまま

三本目、大物仕掛け、少し重たい「ゴミかヒトデか?」

重たい、重たい、海藻の中に白い魚体「フグか?」

「違う!違う!キスや!デカい!」(゜.゜)

眠気も吹っ飛び、足が震えた

チヌかスズキを期待してカレイ針15号にたっぷりの青虫を刺した仕掛けに

この辺りでは最大級のキスがしっかり喰っていた。

最後のエサ、最後に上げた竿に奇跡的に釣れた巨キス

「諦めんでよかった」(´▽`)

審査会場ではどこからか私の釣果が一部の釣友達に知れ渡っていた。

「ククレさんの噂を聞いてわし釣り止めたわ」とヒロヒロさん

今年も雨になった

釣った時より少し縮んだが27を超えていた。

クロダイ、マダイの部一位出井君

キス、キュウセンの部一位私

そして

大会関係者の皆様

本当にお疲れ様でした。来年もまた頑張りたいと思います。