更新が滞っている間に、転職活動に色々なことがありました。
一番大きな転機は
父です。
強面だけど優しい父。
豪快で強引で頑固だけど私のことを溺愛してくれている父から、知り合いの商社の事務を紹介されたのです。
父は今努めている会社でそこそこ偉い立場の人間で、実は私の新卒就活時にも口添えをしてくれようとしていたのですが、私が断っていしました。
理由は色々ありましたが、一番は自立したかったから。
父の手を借りずに社会人になりたいと思ったからです。
でも今回転職活動するにあたってやはり両親に心配をかけてしまい、父はこっそり方々に求人が無いか聞いていたらしいです。
今回も、一度は断りました。
というのも編集会社の仕事でアルバイトですが正社員前提で採用が頂けたからです。
しかし父からは説得され、私も電話でやりたい仕事だということを泣きながら伝えました。
それから色々考えて、父と母とも話し合いを繰り返しました。
長い目で見て安心・安定して働けるのは、どう考えても父の口添えのある会社です。
でも、「父の娘」として見られることややりたいと思った仕事につけるのに、それを捨てるということを考えるとなかなか首を縦に振れませんでした。
しろたともたくさん話しました。
両親やしろた、友人に相談して、改めて自分で考えた時にとにかく一度会ってみようと思い機会を頂くことに。
それが今日でした。
先方は事務といっても経理を中心とした作業をしてほしいとのことで、経理経験のない私は本当に途中から居たたまれないわ申し訳ないわ……
「父の娘」である手前断れないのだろうなと、さすがの私でも分かりました。
今回求人を出していた子会社の社長さん、経理のトップとして仕事をしている方、親会社の社長さん、子会社の跡取りの息子さんと話をさせて頂き、アットホームな会社であることはとてもよく分かったし、待遇も申し分ありません。
先方も即戦力で無い私は「父の娘」でなければ見向きもしなかったでしょうが、未経験な上に昔から数字が得意ではない私にとって不安しかありません。
正直今までの面接の中で一番緊張しましたし、一番何も言えませんでした。
その後父の所に採用の知らせが届いたとのことです。
詳しいことは追って本人にとのことでしたが、一月末位から就業することになりそうです。
正直とても複雑です。
それでもこうなった以上、腹を括るしかありません。
そもそも転職活動を始めて1ヶ月もしないうちに希望していた内勤の仕事につけるなんて、相当ラッキーだと思います。
中小企業で経理の他にも色々なことをします。
経理の仕事ができればこの先何かあった時でも潰しが効くという話も聞きます。
とにかく今は少しでも早く戦力になれるように、簿記について勉強します。(簿記の知識が少しでも欲しいと言われた。)
就業してみて、やりにくさはきっと感じます。
「父の娘」という事実はずっとありますし、あるからこそ採用して頂けたんですから。
それでも今は一生懸命やって、いつか「父の娘」だから雇っているんではなく、「私」だから雇っているんだと思って頂けるようにやるしかありません。
なんだかちょっと不安の多い結果ではありますが、ひとまず転職活動は終了しそうです。(まだ直接連絡がきたわけではありませんが……)
気分を変えて!今日はさむーいのでキムチ鍋っ!!
しろたー早く帰っておいで―