2019年3月のハワイ旅行の話の続きです。
今回はハワイの歴史について♪
南の島にきて遊ばず何やってるの?と言われそうですがちゃんと遊んできたその後です。
島の中を北へ東へ行ったり、テレビを見たり、お店の人と話をしていると、もっとその理由が知りたいという気持ちがわきます。
日本との関係がとっても深い地域なのにハワイって不思議でないですか?
そもそもの民族は白人系でないのに、日系をはじめとした大量の移民がいるし、独特のダンスや言語といった文化があって、それなのに今はアメリカに取り込まれてしまっていて...
果たしてどういった経緯で?
ということで、まずは月・水・金曜日の午前11時30分から開催されている、イオラニ宮殿(Iolani Palae)の日本語ツアーに参加しました。
ここ、アメリカで唯一の宮殿なんです。アメリカで王室があったのはハワイだけだったということですね。
10分前までに受付(上の写真とは別の四角い建物)に行ってガイドツアー(大人27ドル)に申し込めば胸に貼る参加証シールをくれるのでこれでOKです。
27ドルが高いとお思いかもしれませんが、自分で回るオーディオガイドツアーでも20ドル。7ドルの差ならば絶対にガイドツアーのほうが価値があります!
ガイドは上の写真の裏側にある階段からスタートなのでそこに集合です。
ここに立っていたお兄さんに聞くと「前の英語ツアーのグループが出発してから階段上がってね」というので少し待ちました。
しばらくすると日本語ガイドのEMIさんが来て、上に呼んでくれました。上がるとそこにあるベンチに座って説明を受けながら、靴カバーを渡されました。
ツアースタートです。
ホール中央にあるKoa(コア)材の素晴らしい階段。これはハワイの木材です。色艶がとてもきれいな木でドアなども全てこれで造られていました。
この階段、オーディオガイドツアーでは触ることも登ることもできないのですが、ガイドツアーでは手すりに触りながら上れますスベスベ
ホールにはハワイ王室と日本の大名や皇室との関係を物語る贈り物の数々が…
伊万里焼とか薩摩焼とか七宝細工とかいろいろ
室内は当時(日本の江戸末期)としては世界一のハイテクだった電灯や電話器が設置されていたり、ヨーロッパのすばらしい調度品があり驚くことばかり。なぜヨーロッパ風なのかを聞くと王族はみんな英国に留学して勉強していたからということでした。
また日本に19日間滞在して明治天皇と交友を深めた王様のお話とか、最後どうして王室がなくなったのかといったお話をききました。
ここに幽閉された女王様は本当にお気の毒…
↓これは王族のベッド。左右に置かれた羽のついた棒の飾りは「カヒリ」という王族の"おしるし"とでもいうもので個人個人違うタイプのものを持っていて、行事の際には必ず飾るのだそうです。
EMIさんにお話きいていると、どんどん知りたいことが増えてきます。ツアーの時間は過ぎていたのに、
なぜ移民が増えたのか?
キリスト教が来る以前のハワイ文化はどういう世界観なのか?
と質問すると延長してお話してくれましたが、そのあたりは博物館であるビショップミュージアムがおすすめだそうで、そちらでは毎日日本語ガイドが開催されているそうです。
これはミュージアムに行くしかないですね。
それにしても宮殿のガイドツアーは本当に内容が濃くて良かったです!
このあと外に出てみると、ホノルル市立のロイヤルハワイアンバンド(Royal Hawaiian Band)がお庭で演奏していました♪
生演奏&フラダンスを楽しんできました。
次はハワイ州の知事室について♪
こちら宜しくお願いします
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