お茶の子さいさい | 死語辞典by九条唯子

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こんにちは、九条唯子です。

先週はあんなに暑かったのに、

今週は寒いじゃあーりませんか。

引っ張りだした半袖は早くもお役御免。

やっぱり、冬はくるのね…と思うこの頃でございます。

お茶のこ文字

さて、本日の死語は『お茶の子さいさい』。


「これ夕方までにできる?」

「そんなのお茶の子さいさい、朝飯前です。」

なんて、仕事場で言ってたのは、たぶん昭和…。

あの上司は今もお元気なのでしょうか?



もとい。

考えたら、不思議な言葉ですね。

ひらがなで書くと、どこで区切るのかもわからない。

なんとなく、「お茶の子」で区切っていたのですが、

それで正解でございました。


「お茶の子」は「茶の子」に「お」をつけたもので、

「茶の子」とは、茶菓子・小さな菓子・粗菓などを指しています。



江戸中期頃まで、農家の人々は1日2食。

この時代の、朝にとるお茶と簡単な食べものが「茶の子」だったのだとか。

やがて時代が進み、一日の労働量が増してくるにつれて、

1日2食ではお腹が持たないということで

「朝飯」を食べるようになったといわれています。




つまり、お茶の子は本当に朝飯前にとっていたのですね。


後につける「さいさい」は、単なるはやしことば。

そんなこんなで『お茶の子さいさい』とは

食べても腹にたまらないくらいたやすい、という意味になりました。



1日2食かぁ…。

と食いしん坊のわたくしは思わずため息をついてしまいます。




ひとつの言葉から、昔の生活にまで思いを馳せる…

死語辞典って奥深いな~。と思いませんか?ね。

お茶のこ絵





わたくしは、知らなかったのですが、

「茶の子」は神道などの香典返しの表書きに使われているとか。

粗菓の意から粗品に転じた例かと思われまする。

日本語っておもしろい。

若い時にもっと勉強すればよかった…。


それでは、本日もポチッとひと押しよろしく~。


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