温湿布の方法ついでに
この話もシェアしておこうかな。
視力と眼精疲労の話。

意外と知られていないようで
(わたしも数年前まで知らなかった)

なにかの折に話してはいるのだが
たしか、このブログには書きそびれている。

よこむき


目のピント合わせは
目の周辺の筋肉のしごと。

レンズの厚さを調整して
ピントを合わせる仕組み。

近眼や遠視や老眼など
ピントがうまく合わないのは
筋肉がなめらかに動かなかったり
可動域がせまくなったりしているから。


それはそれで意味があって
身体は環境や用途にあわせて
自動調整してくれている。


視力2.0以上の自覚がある友人は
ふつうに暮らしているだけで
すごく疲れやすいという。

砂漠のなかで暮らすなら
1キロ先の動物がみえたほうがいいだろうけれど

こまこました日本の都会で
なんでもかんでもしっかりきっちり見えてしまったら
それを脳がぜんぶ処理することになるわけで
そりゃあ疲れるというものだ。


目の疲れは
筋肉の疲れと脳の疲れ
両方ある。

いずれにしても
たくさん使ったあとは
力の入った状態なので

それが首、肩、背中と分散され
結果、肩こりや頭痛になったりする。

もちろんこれがぜんぶではないけれど
そんな仕組みから
肩こりや頭痛が発生している
可能性があるならば
いたわってみる気にもなるものだ。


  目の温湿布のやりかた


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このあたりの話はたぶん
眼鏡のとよふく先代に
きいたのだと思う。

「眼鏡のはなし」という著書には
目と、脳と、人体の可能性にまつわる
興味深い話がたくさん載っている。

そめや文庫(我が家の本棚)に
あるはずなのだが
見当たらないので
誰かに貸したままだろうか…
(2冊目なんだけどw)


うちがわ


2011年につくった1本目のケース。
すぐ無くしちゃったんだよなあ(´・ω・`)




とよふく眼鏡をつくってから
コンタクトレンズの使用頻度は
ものすごく減った。

外出&運転用の
2本目をつくってからは
さらに減った。

ハードレンズ連続装用 平均15時間
そのうち8時間以上はPC画面を見ていて
つまり数十センチ先にピントを合わたまま
ろくに目を休めず労らず

そんな暮らしをしていた頃を思うと
ちょっとゾッとする。(・ω・ ;)


ときどき外出などで使うと
世界が凹んでみえる。

ハードレンズだからだろう。

でも、キリッとした緊張感があって
たまに使うには悪くないのだ。



眼鏡のとよふく(千葉県佐倉市)
http://www.toyofukuoptic.co.jp/