八千穂花木園から周回します。ピークはほとんど踏みません。

林道入り口に広い駐車場。誰もいません。

 

八柱山方面へ。すぐ横は花木園。柵の中は結構いろいろ咲いています。

白樺にレンゲツツジが映える。

柵のすぐ向こうに、ベニバナイチヤクソウ

チゴユリとマイヅルソウ

ミズも滴るズミ

 

道の両側にズミが満開

遺跡だそうだが、トリデロック って何で日本語と外来語を混ぜるのかね。

風穴、よし行ってみよう。

おお、なかなか立派な穴だ。

のぞいてみると、ヒカリゴケ。

道端にクリンソウが咲き始め。

なかなかの群落。

 

ズミに見送られて、林道から登山道に入ります。

コレナンダ? オサバグサかな、と思ったけどかなり小さい。調べたらズダヤクシュというらしい。ズダって、長野の方言で喘息のことだそうで。薬草なんだとか。

カラマツの中の斜面をジグザグに登っていくと、

尾根に出た。足元は一面のマイヅルソウ。踏まないで歩けないくらい。

ちょこっと、ゴツッとしてるのは、天狗岳かな?

着きました、八柱山。今日最初で最後のピーク、のはずだった。ニョロニョロみたいな奇妙な物体は、カラマツの苗木。もともとここには、宇宙線観測用の電波望遠鏡があった・・らしい。撤去されて、植林されたようだ。

雲海に浮かぶ、浅間山。

雨池に向かって、幽玄の森を進む。

雨池到着。

静かですねえ、誰もいません。気持ちいい!

林道まで上がってきました。

雨池峠に向かう道。こちらは廃道になったらしい。

少し先に新道の入り口。林道はここまで。かつては双子池から歩いて来られたのだが。

森の中の急登を登りきると、旧道の沢に合流。

ミツバオウレンがお出迎え。

すっかりいい天気ですねえ。雨池峠。前回の訪問は右から左へ。今日は直進。

爽快な木道が続きます。

縞枯山荘に到着。

お地蔵さまと古い祠。

何十年ぶり?かの坪庭。後に三ツ岳。

ロープウェイ駅が見えてきた。

今日は人少ないですね。

五辻に向かっていくと、駅の後ろに北横岳。山頂の人が見えるような

西は少し雲が多目 車山はよく見えます。

観光客はここまで、ここからは登山エリアです。

八ヶ岳の稜線を望む。東天狗と西天狗がよく見える。

五辻。登山者が数人、下りてきた。

この辺りもミツバオウレン

苔の森

道は水浸し

出逢の辻 ここから大石峠方面に少し登ります。

オトギリ平から、R299方面へ。

下ってくるとコケモモの庭

そして、R299沿いに出ました。

足が痛くなって、ヨロヨロしながらコマドリ池を通過。

麦草ヒュッテに着きました。もうここからバスで帰ろう・・・

むむ、2時間後。休んでいたらまだいけそう。よし歩くか。

国道を30分歩いて下って、自然歩道の入り口。

なんとここが、剣ヶ峰だったのか。

茶臼山、縞枯山、一番奥は大岳かな

看板奥に細い踏み跡。もしやと辿ったら大正解。

そのすぐ先にある見晴らし台。ここが剣ヶ峰だと思っていた。

ゲレンデトップまで下りてきた。

しばらくゲレンデを歩く。

やっと、299に下りてきた。

 

 6月スタート 雲多目だがどうやら雨は降らずにもちそう。久しぶりの八ヶ岳へ、たっぷり歩くプラン。未踏ルートをつないで、八千穂から周回。
 八千穂高原スキー場近くの花木園の駐車場に車を置くが、朝の7時、誰もいない。花木園の柵の中にはツツジが満開、足元にはスズランなども見える。7時15分スタート。まずは大河原峠に通じている八ヶ岳林道を進む。道の両側にはズミが満開。まとまった雨が降ったためか、あちこちから水が流れ出している。しばらく歩くと半日陰の道の両脇はクリンソウ。まだ咲き始め。40分ほど歩くと道端に「風穴」の矢印。急ぐわけでもないのでちょっと立ち寄ってみる。森の中を進んでいくと、解説版とともに溶岩洞穴がぽっかりと口を開けていた。中をのぞいてみるとヒカリゴケ。
 約1時間で林道歩きを終えて、斜面に取りつく。膝丈の笹の間を進んでいくが朝露なのか、雨の残りなのか、足元がびしょぬれ。次第に斜度を増すカラマツ林の中をジグザグに登っていくと尾根に乗った。足元は一面にマイヅルソウ。踏まずに歩けないほど。林道から約1時間で今日一つ目の山頂、というか今日の予定では山頂はここだけ、の八柱山。開けた山頂には、ネットのチューブで保護されたカラマツの苗木が立ち並び、ちょっと異様な空間。それもそのはず、もともとここにあった電波望遠鏡が無くなったのだ。撤去された跡地に植林されたらしい。おかげで北側が開け、雲海に浮かぶ浅間山が見えた。ヤレヤレと小休止。ここまで誰にも会わず。ウグイスとホトトギスが鳴き競うばかり。天気も思ったほど悪くなく、薄日がずっと差している。少し下り、広い森の中を進んでいくと、道なのか沢なのかわからないほど、足元は水浸し。あちこちに池もできている。なんともみずみずしい森の中。やがて目の前に広々とした雨池が見えてきた。池畔でひと休みしていると、麦草峠方面から男性がひとり。八柱山へ登っていった。奇特な人、ほかにもいた(笑)
 すっかりいい天気になり、暑い日が降り注ぐ。池を半周し、林道に出る。もうずいぶん昔、北八ツの池を周回した時には双子池から林道をたどって雨池まで来たが、今は林道は通行止め。迂回路が作られている。林道を双子池方面に少し戻ると雨池峠への入り口。ここもまた、通行止めとなり少し北側に新道が開かれている。新道を下りてきた男女とすれ違う。雨池峠まではなかなかの登り。木の階段を青息吐息で登っていると、大きなザックを背負った男女が下りてきた。今日は双子池でキャンプかな?20分ほど登ると、涸れ沢沿いに出て、木道に入る。旧道はこの涸れ沢をそのまま下っていたらしい。木道の周りにはミツバオウレンがちらほら。やがて、雨池峠。麦草峠から、茶臼山、縞枯山を越えて、さらに雨池山、三ツ岳へと歩いたのもずいぶん昔。今日は縞枯山荘に向かう。とんがり屋根の縞枯山荘では、テラス席で数人がお茶?ランチ?中。街場の喫茶店のママみたいな女性が、料理を運んでいた。小屋の前には、ロープウェイから来たらしい、軽装の観光客が3人ほど。小屋の辺りで食事にしようかと思っていたが、テラスは注文者専用、火気使用禁止、などいろいろ書かれているので、立ち去ります・・・
 観光客の三人組を追うようにロープ駅に向かう。木道の両脇にバイケイソウがにょきにょき。ちょうど、トレッキング姿の男女とすれ違い、「この草、なんですか?」と聞かれる。「これはバイケイソウですね。もう少し小型のコバイケイソウは千畳敷カールなんかで大群落になるやつで・・」「花咲くんですか?」「トウモロコシみたいなデカい花が咲きますよ。」「へえ、そうなんだ。」・・・・途中の「坪庭出口」から、なんとも久しぶりの坪庭へ。逆回りだけどまあいいか。ツガザクラやミネズオウ、イワカガミなんかを写真に収めながら、のんびり回る。意外に人は多くない。遠くの空は雲が多めで、この辺りなら正面に御岳が見えるはずだが、全く見えず。トレッキング装備の人たちは多くが、北横岳の分岐で山頂へ向かっていく。分岐を過ぎて、少し行くと、前からやはりトレッキング姿の女性二人。「北横岳へ行くには、こっちでいいんですか?」と聞かれる。「もうちょっと先に分岐がありますから、そこを左です。あの山ですよ。」と見上げて指さす。どうも、尋ねやすい顔をしているらしい(笑)
 駅を見下ろす第一ベンチで大休止、11時30分になろうかというところ。ここでランチにしよう。20分間隔くらい?でロープウエイが到着すると人が出てきて、通過していくが、10人程度。ここのロープウェイはたしか100人以上乗れる大きさだったよな。今日はあまり人が入っていないようだ。ベンチのすぐ後ろに「坪庭」と書かれた大きな木札が立っていて、通るみなさん、そこで記念撮影をしていく。その目の前で「日清どん兵衛きつねうどん」をすする男。邪魔な位置ではありませんよ・・・
 さて、下山も意外に距離があるぞ。がんばりましょう。ロープウェイ駅でキツツキ君にあいさつして、五辻へのルートに入る。ここも未踏コース。入るとすぐに「この道はロープウェイ麓駅には下りれません。」と警告。木道から振り返るとロープ駅の背後に北横岳。山頂に立つ人の姿が見えるほど。車山は何とか見えるけれど遠くの山は霞んで見えない。雲も多め。縞枯山、茶臼山を巻くようにR299まで続く道はほぼ水平、だが岩ゴロゴロ、おまけにほとんど水浸しで歩きにくいったらない。30分ほどで五辻。茶臼山の鞍部から下りてくる道が合流。数人の登山者とすれ違う。さらに南へ。見事な苔の森の中を歩く。道端にはミツバオウレンがたくさん。出逢の辻から大石峠へ向かって少し登りオトギリ平、さらにコケモモの庭をめざす。そのすぐ先にはもうR299。道を横断し、木道へ。だいぶ足を使い果たした。股関節に痛みが出ている。コマドリ池を眺めながら、ヨレヨレになって麦草ヒュッテに到着。ここからバスで戻ろう、とバス停に行って時刻を見ると15時50分。今、14時になろうかというところ。2時間後かよ。じゃあ、歩くか。歩いてもほぼ同じ時間になるな。14時台のバスがあったら、迷わず乗っていたところだが、大休止していると痛みもほぼ治まったので、最後のひと頑張り。余裕があれば、丸山を越えて高見石、さらに白駒池と歩いていこうと考えていたが、とんでもない。もうまっすぐ下ります。八千穂スキー場に下る、信濃路自然歩道の入り口まで、R299をひたすら下る。約30分の車道歩きで、歩道の入り口。ゆるゆると登ると剣ヶ峰。前回ここを通ったのは真冬。剣ヶ峰って、どこだ?と思いながら「剣ヶ峰」の看板が矢印になっていたので、その差す方向にあった展望地が剣ヶ峰だったんだな、と思い込んでいた。今日同じ場所を通ると、剣ヶ峰の解説版の横に、前回も見た矢印型の「剣ヶ峰」しかし、前回とは反対を向いているぞ。しかもその差す方向を見ると木の間に薄い踏み跡。もしや、と思い踏み跡をたどる。ちょいと登ると岩がゴロゴロした開けたピークに出た。なんとここが剣ヶ峰だったか。小さな山名標もつけられている。目の前には茶臼山、縞枯山、雨池山、一番奥は大岳かな。左側には丸山、ちょこんと顔を見せるのが天狗だろうか。思いがけずピークを踏んで、今日の二つ目。後は真下に見えているスキー場めがけて下るだけ。一気に下りてゲレンデトップ。しばらくゲレンデ内を歩いて、車道へ。そしてR299に下りた。いやあ長かった。
 
 距離20.4㎞ 休憩含む行動時間 8時間41分 累積登高1008m 疲れました。片づけを終えて、走り出したところに麦草峠15時50分発のバスがやってきてすれ違った。2時間バス待って、乗ってきても時間的には同じだったのね(笑)

 とりあえず下って、松原湖のすぐ上にある八峰の湯へ。存在は知っていたが初めて。浴室の窓から正面に天狗から硫黄岳、横岳に至る稜線が並んでいる、これは見事。なかなかいい湯でした。

 

北八ッ池巡りをしたのは19年前