福原西国三十三所観音霊場は兵庫県神戸市兵庫区中心に長田区、中央区、須磨区に点在する、かつて平安時代に福原京がおかれた地域の観音霊場です。


今ではこの霊場をめぐる人は少なく、インターネットで検索しても資料が少ないので、まずは神戸市中央図書館の古い文献を調べ、霊場めぐりを始めることとしました!!

昭和2年に書かれた『福原西国巡礼記』、昭和63年『福原西国霊場寶印帳』、平成元年『福原西国三十三所観音霊場案内』などの文献を調べたところ、いつ頃に出来たか詳かではありませんが、最古の文献は宝永7年(1710)刊行の『兵庫名所記』に「福原三十三番観音札所」と題し、それに当時の札所寺院名が記録されているとあります。

しかし時代の変遷とともに、寺院にも栄枯盛衰があり、廃寺となったものもあり、明治20年(1887)に、板宿村の武井義貞という篤志家が廃寺を補って再編したとのことです。


当霊場は33寺と番外3寺、奥之院1寺の全37寺から構成されています。

平成元年当時は御朱印が各寺でいただけたようですが・・・現在は御朱印をいただけない寺も多いようです。


手始めに5月10日に第1番霊場にお参りに行きましたにひひ



第1番 薬仙寺

神戸市兵庫区今出在家町に所在する行基が開山したと伝えられる時宗の寺院です。



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当寺の門前には立派な「福原西国第一番霊場」の石柱が立っています。



この井戸に湧いた水が、後醍醐天皇の頭痛を癒したという故事があり、寺名の由来となったそうです。



平清盛が後白河法皇を閉じこめたという「萱の御所跡」の碑が残されています。目


今後は全37寺をその歴史に触れながら、ひとつずつ歩いて訪れて行きたいと思いますニコニコ





(番外)

当寺の近くには川崎重工業があり、電車の車両を製造しています。

工場には懐かしい旧型の新幹線が展示されていましたクラッカー