この日は、取引先との会食。

取引先は、台北の方と南京からいらした方。
中国系の方を日本の中華料理に連れていくなんて、センスないと思いますが、よくよく聞いてみると、その店に行こうと言った人が、その店の常連らしい。

ま、出張なので、あまり食事には重きを置いてないでしょうから、いいか。

台北からいらしたお二人は日本語を話せるのですが、南京からいらした方は、英語か中国語。

一方、その中華料理屋は福建省出身の方が調理しているらしく、台北の方は、店内の方の会話を聞いて、

「あ。福建省の方ですね。」

と教えてくれました。

福建省と台湾は近いので、言葉も似てるそうです。
ただ、福建省の方は、台湾の言葉がわかるけど、台湾の方は、福建省の方の言葉が半分くらいしかわからないらしい。

従業員の方に、中国語で話しかけて、出身地を尋ねたら、やはり福建省出身とのこと。
自分が台湾出身とアピールしたら、台湾出身に見えないと言われてました。
この位のやりとりなら、中国語でもわかる。

でも、その後、何か、従業員の方と議論してたのは、さっぱりわからず。
何の話か聞いてみたら、紹興酒が二種類あって、値段が倍違うとのこと。
年数が違うのですが、本当に、その年数か、ボトルのラベルを見せろと言ったらしい。

ボトルを見ないと、味だけじゃわからないらしい。
わからないなら、安い方でいいじゃん……。

結局、ボトルを見たら、年数が書いてなかったらしくて、安い方を注文。

いや、それで、いい。