お昼に美味しそ~な地魚が食べたくなったので急遽、小田原へ。
いつもなら熱海へ行っちゃうんですけど、今回は、前々からチェック
していた路地にある人気のお鮨屋さんにしました。
「小田原駅」東口から歩いて2分ぐらいかな。
『すし処 潮り』
明るくてゆったりした雰囲気のお店。
アクリル板のパーテーションを設置したカウンター席へ。
テーブル席も幾つかありましたよ。
事前予約を入れていなかった為、到着時はすべて予約で満席。
周りをぐるっと散歩し時間潰してから再訪、丁度入れ替わりのタイミングで。
■アサヒスーパードライ 瓶
キリッと、淡麗辛口。
■わかさぎの南蛮漬け (お通し)
酢はやわらかめで、鰹出汁がふんわりと。
上品な仕上がりでした。
■相模湾の地魚握り(早川港直送) 3,000円 ※税別
地魚握り八貫・蒲鉾握り・つまみ玉子・椀・甘味
お好みではなく、リーズナブルなセット物にしました。
平鱸(ひらすずき)、金目鯛(炙り)。
的鯛(まとうだい)、鰺、つまみ玉子。
〆鯖、石鯛。
宗田鰹、あおり烏賊。
蒲鉾握り(籠淸)。
宗田鰹と蒲鉾握り(籠淸)以外は、予め平皿に盛られた塩で頂いて。
美味しい~お酒と。
■日高見 弥助 芳醇辛口純米吟醸 宮城県石巻市 平孝酒造
アルコール度数:16度
原料米:宮城県産蔵の華
精米歩合:50%
日本酒:+4
「弥助(やすけ)」とは、花柳界(芸者の世界)での鮨の隠語。
穏やか爽やかで甘味を感じる純米吟醸酒。
お鮨や魚介類料理とのペアリングを意識して作られたようです。
錫製の徳利とお猪口。
お猪口の底に浮き出る三日月が。
セット物を食べ終わった後、追加を2品。
太刀魚(炙り)塩振り。
皮目が芳ばしく、身は脂が乗ってます。
はた。
活〆でしょうか、身がキュッと締って。
■紗利 五割諸白(ごわりもろはく) 純米大吟醸 福井市 毛利酒造
アルコール分:16%
原料米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+4
お店に、唎酒師の資格を取得している女性の方がいて、
追加の2種に合うお酒を相談してお勧め頂いたのがこのお酒。
穏やかな柑橘系の香りとレモン水を思わせる爽やかな味わい。
先に呑んだ「日高見 弥助」よりも少しやさしい~口当たり。
「sari(紗利)」は梵語(サンスクリット語)で「米」を意味し、
「寿司米」を表す「シャリ(舎利)」の語源とする説があるそうです。
お椀は、出汁がしっかり効いた美味しい~味噌汁。
その日に使用した魚のアラの旨みをしっかり抽出。
鮨屋の〆の味噌汁としてはかなり濃厚なタイプ。
三つ葉と、熊本の揚げ豆腐「南関揚げ」入り。
しゃりしゃりした軽い食感が面白かった。
甘味は、自家製ブランマンジェ。
プルンプルンでクリーミー。
ほんのりとカラメルソースの苦みがアクセントに。
今回食べた中で特に美味しかったのが、
宗田鰹、金目鯛、太刀魚、「南関揚げ」入り味噌汁、
そして、この自家製ブランマンジェ。
『すし処 潮り』は、
地魚だけでなく、北海道直送の新鮮な旬の素材も用意しています。
目の前には、黒そい、丸々太った真鰯、これから旬を迎える桜鱒、
大きなつぶ貝もありましたよ。
また時期を見て食べに行ってみたいと思います。