学園前のイタリアン「ナチュラ」の完全無農薬野菜。あつあつの「バーニャカウダ」に浸していただく(2024.1.11撮影)
「ミシュランよなんで勝手に星付ける」(宮城県白石市 よねづ徹也さん 毎日新聞10/15付「仲畑流万能川柳」より)
「鉄田憲男のAtoZ」、7回目の今日は「G.グルメ [gourmet] 」である。「グルメブーム」とはさほど言われなくなったが、テレビの「グルメ番組」は視聴率が稼げるのか、いまだに健在のようだ。
私は「NHK奈良放送局」や「奈良テレビ放送」のこの手の番組やコーナーは、わりとマメに視聴している。地元の新店とか店舗リニューアルの情報が、出るからである。
振り返ってみれば、私も若い頃はよく食べた。今でも年齢の割には食べる方だが、最近は「腹も身の内」と、自重するようになり、「がっつり亭」や「焼肉食べ放題」の店は、遠ざけている。
心がけているのは、量を追わず、質とバランスを追う、ということで、外食の時も心がけて、この写真のようなヘルシー料理を食べるようにしている(まいどおおきに食堂 2025.9.20のランチ)。まあ、ご飯が「大盛り」なのが玉にキズであるが。
知人の話。あるとき夫婦とも風邪を引いて、味覚が鈍感になった。奥さんは医院に行き、治りきるまで薬を飲んでいたので、風邪が治ると味覚も戻った、しかし夫の方は「そのうち治るだろう」と放っておいたところ、風邪が治っても味覚が戻らない。彼は「食べ物の味が分からないのは、人生の楽しみの半分を失ったようなもの」と、今も歎いている。
私はこの話を聞いてから、風邪を引いて「味覚が少し怪しいな」となると、すぐに医院へ行き、亜鉛製剤を処方してもらっている。
奈良に移り住んで47年。「奈良にうまいものあり」を唱え続け、2005年からはそれをブログで発信し続けているが、いまだにピンと来ていない人がいるのは、とても残念だ。味覚が衰えないよう注意しながら、「奈良のうまいもの」の情報を、これからも発信し続けていきたい。

