栄光のジェイン、トンイ、ホジュン、サンド商道、チャングムは、韓国ドラマ5大「人生指南ドラマ」だといえる。
日本のドラマ史を紐解くと、あるんですよね、これが。「細腕繁盛記」「どてらい奴」が日本での人生指南ドラマですが、いまでは二作ともまず見る機会はありません。また、日本では、こういう企画がまったくなされなくなったようです。
アメリカでは、「ゴッドファーザー」(とくにビトー・コルレオーネの青年時代)が人生指南ドラマと言われています。
どれも、家族の大切さ、生きるうえでの、知恵。不屈の精神が描かれている。
そして、なによりも、ここに例をあげたドラマの登場人物は、すべて支援してくれるだけの財力、地位のある親はいなくて、独立独歩、非常な努力で生きて行く。
冷酷な敵と、暖かく応援してくれる人々との出会いがあると言うこと。
どうして、日本やアメリカでは、こうした企画が作られなくなったんでしょうね。