加入しているKNTVの放送予定で「栄光のジェイン」を知った時は、写真から、単なる野球の努力根性物語と恋愛のまじったものかと思って観るのはやめようかと思っていたのだが、1日から先行放送があったので、観てみたら、これがおもしろい。
見ているだけで、察しがつきました。これ、「製パン王キム・タック」の製作陣でしょうね。と、あくまでも、調べないまま、書いちゃってます。たぶん、いや、まちがいなくそうだな。
波乱万丈、きたないおとなたちの世界に巻き込まれて苦労して成長していく、子供時代を経て、青年期の物語。隠された過去。金持ちのぼっちゃんがわがままで、とだいたい同じなのです。
だけど、この作者、ちょうど梶原一騎が「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」のように、次々と波乱万丈の漫画原作を書いたように、「製パン王キム・タック」でなにかコツンと物語の源泉を見つけたような気がする。
視聴率では、同時間帯にSBSの「根の深い木」があって、これがチャン・ヒョク、ハン・ソッキュという大物がキャストに連ね、内容が韓国ではもっとも尊敬される世宗なので、「栄光のジェイン」は2位だった。しかし、それでも、そんなに大きな差はなかったらしい。
ちなみに視聴率調査によると、40代に一番人気があったらしい。
日本でも、こういう年代別の分析を公表すればいいのに。
それにしても、主演のパク・ミニョン、「成均館スキャンダル」「シティー・ハンター」と連続起用がすごい。
なんだか、パク・ミニョンはこれが代表作になるんじゃないか、ともう、いまからそんな気がする。