抗ガン剤、その驚くべき真実 | 気になる映画とドラマノート

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抗ガン剤イレッサは、1ヶ月の服用で、薬代金は18万円。

ハーセプチンは三週に一回注射するのが標準で、この薬代金は17万円。

アバスチンはフォルフォックスフォーとの併用が必須で、薬代金は月に66万円。

どれも何ヶ月も服用する。

これらの製薬会社はどの会社も、各一種類の薬について、最低でも、年間150億円を売り上げている。

2008年3月30日読売新聞記事には、内科的疾患の診療指針(つまり、どんな病気には、なんという名前の薬を投与すべきか)に製薬会社から、億単位の金が流れていると。

急性白血病と悪性リンパ腫のような血液のガンは抗ガン剤は有効だが、

固形ガンは、ガンの性質が違っていて、抗ガン剤は効かない。

効かない理由は、それらの抗ガン剤が認可された時のデータを調べてみると、捏造とトリックがある。

著者は言う。
今認可され、さかんに使用されている抗ガン剤の「固形ガン適用」の認可を、もう一度、製薬会社から資金提供を受けていない医師グループにデータ作成させれば、ほとんどの抗ガン剤は意味がないから使われないということになり、患者は意味のない副作用と経済的負担から解放される、と。

※薬代金は、保険適用前の額。

文藝春秋1月号近藤誠
「抗ガン剤は効かない」
近藤氏は、慶應義塾大学医学部講師