解説を読まずに、ドラマだけ見ていて、推奴って何か、3話まで来ると、わかってきた。
女性と駆け落ちしたり、労働のきつさにたえられなくなって、逃亡する奴隷を連れ戻す仕事が仁祖の時代にはあったようだ。
犯罪の取り締まりというのではなく、捜索請負人だから、西部劇のお尋ね者を捕まえて金にする仕事に近い。
この作品が着想がなかなか面白いのは、オ・ジホ扮するソン・テハという元武将をチャン・ヒョク(
イ・テギル)が追跡して、さらに、イ・テギルをテロリストが、(奴婢を狩る者は奴婢の敵だということで、)狙うという構成にしたところだ。
3話までみたところでは、テギルが元両班だとかオンニョン(イ・ダヘ)が逃げているという状況はあんまり効果的ではない。
イ・ダヘはこういう立場には、合わない顔ではなかろうか。こういう役の女優はもっとかしこそうな顔がいいだろう。だから、ちょっと花を添えた感じしか、いまのところはない。
キャスティングは大事だな。
たとえば、こんな女性なら、ああかわいそう、気になったかも。
キム・ユミさん
(て・・・こんなこと書いたらイ・ダヘが怒るだろうな)
ソン・テハを清国に反発する愛国者と描いて、一方では、しいたげられる奴婢を解放しようと、先の見えないまま、とにかく、片端から、奴婢に敵対する勢力は殺す、というテロリストの論理がうまく描かれている。
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