越冬まで | KUDANZササキゲンの「甘酸っぱい日記」

KUDANZササキゲンの「甘酸っぱい日記」

ササキゲンのソロプロジェクト KUDANZ(クダンズ)
日々の事を糞尿の如く垂れ流します

夏の終わりくらいまでの自分は
迷いなく表現が出来ていたし
自分が曲がりなりにも10年以上音楽を続けてきたその結果
何にも代えがたい自分自身の表現の一つの在り方を理解し始めている事を心の底から実感出来ていたように思う

それがどうした 今は脳味噌がぼってりと重く
何をするにも心と身体がうまく連動しない
心の思う事に身体が応えてくれないと
心を疑い始める事になる
それが何故なのか自分自身に問いかけ続ける

理由はとても単純な事で

新作に手を付け始めるまでは自分自身の声とクラッシックギターだけで表現を突き詰めていたが
自分の中で長いことずっと立ち止まったままの[合奏]という世界に足をまた踏み出す決心をしたからに他ならず

前作のアルバムはバンド編成の曲はあったが
あれはどちらかというと自分の頭の中で鳴っている音をメンバーと具現化していくという手法で
今回やろうとしているのは それぞれの楽器の音色にそれぞれがどれだけアンサンブルしていけるか
とことん曲と向き合っていきたい気持ちが強く
合奏というのは培ってきた経験がものを言うので
僕の頭の中はあらゆるアンサンブルのパターンでぎっしりと重たく 微熱を持って日々向き合っているというのが今の状況です

一番苦手なところと向き合っていく楽しみと苦悩の中で
何曲かはある程度形になってきているけど
イメージしてたリリースタイミングはどんどんズレていくし
メンバーもそれぞれ独立した音楽家でそれぞれのスケジュールもあり
こんな状況の中みんなよく付き合ってくれているなと
不甲斐ない気持ちでいます

やっぱり想像の一歩先へいかないと意味がないっていうのが一番で
このくらいでいいと思ったらそこで自分の成長も止まってしまうので
どこまで出来るのか どこまで良いものに出来るのか
とことん曲とメンバーみんなで向き合っていきたいと思っています

自分自身の心が震えるようなものを作れば
自ずと聴いてくれるみんなの心を震わせる事が出来ると思うので
かけた時間や賭けたものが伝わるものになればいいなと思っています

今までのように 
今作っているものがリリースになった頃にはもう自分自身は飽きていて
別の曲を作り始めていたら まだ自分の音楽人生は続いていくだろうと思うけど
今は この作品が出来たら もういいや
こんなに美しくも 儚く厳しい日々
もう今月で34歳になる
やる事やってさっさと次の人生に向かってもいいんじゃないかなとずっと考えてる
だって やってきたもん
誰がなんと言おうと 良いものをずっと作ってきたし
自分の音楽を愛してる
せめて納得したい
その為にあらゆるものを捨ててきたから

自分自身でどんどん上げてしまったハードルだけど
越えて 笑顔で終えたい

どう考えても 死んだ方が楽だし
楽になりたいなんて思わないから頑張れる

今はライブだけが なんとなく
生きててもいいのかなって思わせてくれる
そういう瞬間です
なんかいいじゃないですか ライブって
人前でなんかやって日銭を稼ぐってまともな頭でいられますか?
どれだけ真っ当にイカれてられるかですよ
こんな世界でまともでいられないです俺は


笑う人もいるでしょうし 心配する人がいたらごめんなさい
これは誰のものでもない 俺の物語なので
悲劇に見えるか喜劇に見えるかドキュメンタリーに見えるかは 人それぞれです


楽しんでもらえるように 心震わせられるように
今はなんとか踏ん張って生き抜くぞ俺は
俺も頑張るからお前も頑張れよ
欲を言えば 俺もお前の作ったもんで心震えたいっていつも思ってるぜ
やろうぜ 明日死ぬかもよ