イワナヤマメよ、ありがとう2018 | KUDANZササキゲンの「甘酸っぱい日記」

KUDANZササキゲンの「甘酸っぱい日記」

ササキゲンのソロプロジェクト KUDANZ(クダンズ)
日々の事を糞尿の如く垂れ流します

渓流釣りのシーズンが終わってしまった
2015年仙台に移り住んでから
バタバタとした日々を過ごしていたので
もちろん多少の海釣りなどは友人に連れていってもらっていたが
一番好きな渓流釣りに関してはなかなか手が出せずにいた
去年くらいから少しずつ リハビリのように昔の記憶を頼りに
まずはミャク釣り(餌釣り)からスタートして
今年ようやく一番安いテンカラ竿を購入して
ウェーダーと釣りジャケットも新調した

そんな折に 先日のファシュタのライブに来てくれたお客さんと終演後釣りの話になって
その方は(Tさんと呼ぼうかな)ルアーマンで 全国海外問わず様々なトラウト(マス科)やバスを釣っている根っからの釣りキチで
魚種を問わないところも自分と似ていて
その場で釣りに行く約束をした
普段お客さんと積極的に遊んだりする性分ではないがなんだかとても自然な流れだった様に思う
つい一ヶ月前からの付き合いなのだが
結果的にかなり濃密な時間を過ごしたと思う
最初の釣行では 元々渓流はルアーから始めた僕に
サクラマスを取らせたいとの計らいで
Tさんのタックルで結果サクラマスよりもレアな戻りヤマメ37cmをとる事になったし
そのあとも宮城県内を二人でそれぞれの釣りをして歩いた
同じ佐々木姓で左利きのA型
大酒飲みで話好きの理屈っぽいところまで似ていて
一緒にいるとお互い話に花が咲きすぎてしまう

釣りの後は釣った魚をどんこに持っていって翼君に調理してもらい
延々と釣りの話やろくでもない話をして
ベロンベロンになるまでいつも飲んだ

岩手への帰省も 彼の三連休に合わせて一緒に行って
釣り狂いの佐々木家に紹介して
一緒に釣行もした
親友のトシにも会わせた

昨日釣りの後 どんこで飲んでる時に
小さな沢を二人で釣るのは難しいねという話をした
それぞれにそれぞれの釣りがあり 歩き方がある
人の気配に敏感な渓流釣りの場合
魚は流れてくる餌を待っているので基本的には川上を向いている
なので流れの先へ釣り上がっていくのが基本になる
トラウト系の渓流釣りには大きく分けて
餌釣り
フライフィッシング
テンカラ釣り(日本の毛鉤釣り)
ルアー
の4種類があるが
それぞれに特性があり 利点と難点がある

一番魚から遠い距離でアプローチできるのがルアー
そこからフライ
餌とテンカラは竿の長さにもよるが大体同じくらいの距離感だと思う

一番釣れるのは餌だけど
ルアーでしか獲れない魚っていうのがいる
特に繁殖期に入った魚は餌を食べないので口を使ってくれない
そういう縄張り意識の強い魚に 小魚を模したルアーで怒らせて 口を使わせる事ができる
なので より大きいものを獲りたい人は自ずとルアーの世界に入っていく

フライとテンカラの大きな違いは
フライはテンカラよりも遠くに毛鉤を飛ばす事が出来るし 大きな魚とのやりとりは強い
竿と糸の短いテンカラは フライよりもより魚の取り込みがしやすい
日本の川は小さい沢が多いので 小さな川ではテンカラが有利になる場合もあるが
テンカラやってる身としては
総合的にはフライの方が有利かなと思う部分が今は大きいです
フライやったらまた見えてくるものがあると思います
いずれにせよ毛鉤の醍醐味は
水面に浮いた毛鉤を魚が食いつくところを目視出来る喜びです
それはほかの釣りにはない良さですね(ルアーにもトップウォーターというジャンルがありますが)


じゃあなんで自分はテンカラ釣りなのかというと
親父の釣りがテンカラだったからです

こないだの帰省の際 僕とTさんが釣りをした区間の4分の1くらいの区間で 親父は倍以上の魚をテンカラで取っていました
歳もとってきて 昔ほども歩けないだろうが
やっぱり釣りだけは親父には敵わないのです
兄貴はTさんと同じルアーマンで
二人とも基本的に釣った魚をキャッチアンドリリースする人達です
親父と自分は 釣りは遊びであり 何より狩猟という目的が第一にあります
親父は「食べて完結」と言います
自分は料理をかなりするタイプなので
その意味をよく分かります
魚にとって 人間にとって
自然にとって どうあるべきか

それぞれにそれぞれの釣りがあります
そしてそのどれもが間違いなのかなと思います 笑
結果的には 魚に感謝するほかないですね

だから そんな釣り観の違う人間同士が
小さな沢でお互いを理解しながら釣り上がっていくのは本当に難しいし
それがお互い気持ちよく出来るようになったら凄い事だよなと 飲みながら話していました
なんだかそれは 夫婦とか バンドとか そういう部分にも通ずる感覚だと思いました

今年も宝石みたいな魚に沢山出逢いました
デカいやつを何本もバラしました
釣り急いで何度も糸を木や草に引っ掛けました
その度に 面倒を怠ると結果もっと面倒な事になるんだ
という事に気づいていきます

茂みに膝をついて毛鉤を替え終わって
よし 毛鉤を流れにふりこもうと手をついた瞬間
両膝数センチ前にヤマカガシ(蛇)がいたり
テンカラ竿を振り込んだ瞬間バチっと音がしてなにかと思ったら
飛んできたカワガラスを竿で引っ叩いてしまっていたり
ルアーをキャストしようとして帽子に引っ掛けて帽子が川に飛んでいったり
スズメバチに追いかけ回されたり
来年も 楽しみだなぁ
今年もありがとう 渓流


さて レコーディングもあるし
ライブもあるので
来年の3月解禁まで悶々としてる暇はなさそうで何より

そして 海釣りもあるしなぁ 笑