ファントムクォーツは、水晶の結晶が生成する過程で、何らかの原因で一度成長が止まり、再び成長を始めた際に、境目に気泡や異なる物質が含まれた水晶です。
異なる物質でできた塊（内包物）が、薄っすらと山のような形に見えることから、幻影水晶、幽霊水晶ともいわれています。
↓赤く見える内包物は、ヘマタイト（赤鉄鉱）の付着によるものです
↓太陽の真下に持っていくと、内包物が光に反射して鮮やかなピンク色に！
赤いファントムクォーツは、日本では「赤富士」とも呼ばれ、縁起の良い水晶として人気があります。
パワーストーンを選ぶときは “石に呼ばれる” 感覚を大切にしていますが、このレッドファントムクォーツを目にしたときも、一目惚れに近いような “運命” を感じてしまいました。
一般的にファントムクォーツは、とてもエネルギーが強いパワーストーンといわれていますが、手に取ってギュッと握りしめてみると、ホッとするような、癒しに似た安堵感がありました。
例えるならば、春先に草木の息吹きを感じながら、ゆっくり山道を歩いているような感覚です。
他にもファントムクォーツは持っているのですが、パンチのある力強いエネルギーに満ちているので、この “赤富士” の優しく包み込むようなエネルギーは、良い意味で裏切られました！
パワーストーンは実際に手に取ってみないと解らないものですね
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