その昔(笑)あるSFラブコメの漫画を読んでいた。
その本編にはあんまり関係無いのだけど、ヒロインの兄が一応天才という事になっていて自分でもそう思っていると云うキャラがいて、
その兄が自分1人でロボットを作ってしまう。
完成したお手伝いロボットは見た目は今ひとつで最初は家族も懐疑的だったけど、けっこう使える…って事になって兄も鼻高々。
しかし、しばらくすると思いもかけないトラブルが多発する。ロボットの失敗は他愛も無い事なのだけど、とにかくパワーがあるので、このままでは家族に小さい怪我を与えるだけに終わらなくなる…と父親に説得されて、
兄は泣きながらゴミ置き場にロボットを持って行く。
ポツンと残されたロボットの所に、ハウスキーピングのエキスパートで超有能な女性が通りかかりそのロボットを拾って行く。
彼女は有能なので、ヒロインの家族には使いこなせなかったロボットを使いこなし、それを知った兄は良かったと嬉し涙を流すのだった。
これ、ヒロインとヒーローの本編にはあんまり関係無いエピソードなんだけど、物凄く印象に残っている。
それと云うのも、ロボットに命令をする時一般人であるヒロインの家族は曖昧な言葉で命令したんだけど、
それだとロボットにはよく分からない。早くして…と云われたらマッハで行く、投げてと云われたら剛速球で投げる…みたいな。
しかし有能なハウスキーパーの女性は、ロボットにわかりやすい様に時速何キロで移動してとか、数字にして命令する。そうすると能力はあるので云われた通り出来るのだ。
これね。ちょっと自分にも当てはまっちゃって、
例えば、料理のレシピで適量とか…よく混ぜる、ふんわり切る様に混ぜるとか…
コスメでも真珠1つ分とかね…がよく分からない事があって(笑)
だって真珠なんていろんな大きさあるじゃん、どの大きさの真珠なのよ!
なんて思う事もしばしば(笑)
最近、美容系の動画を見ていて化粧水やクリームは書いてある容量を守りましょうと云っているのを見て、
それが分かんないんだもん…と思いつつ、
あの時の漫画のロボットがふと思い出され、今更ながら親近感が湧いたのだった。
(笑)(笑)