「プレイベートレッスン(1対1)もグループレッスンも受けているが上手くならない」というテニス愛好家がいます。
なぜ上手くならないのか?
その愛好家は、それらのレッスンを別々のコーチから受けていました。
「Aコーチは打ち方を教えるのが上手い。Bコーチは沢山ボールを打たせてくれる。Aコーチが教えてくれたことを、Bコーチのレッスンで試すようにする。」というのがその理由だそうです。
甘いです。
AとBのコーチが連絡を取り合ってやるのなら(超低確率で)なんとかなるかもしれませんが、その愛好家はそれぞれ違うスクールでレッスンを受けています。
一人のコーチから両方のレッスンを受けるほうが良いでしょう。両方ができない場合は、プライベートだけというのも参考に。
プライベートレッスンのコーチに、(他の生徒との)打ち合いや試合形式での自分の動きを確認してもらうというのが大事です。
「グループレッスンは受けられない」という人は、プライベートレッスンのコーチに試合を見に来てもらうというのも良いです。
コーチ側からすると、
プレーベートレッスンは、動きを矯正する時間。
グループレッスンは、「動きが矯正できているかを確認する時間」「生徒が何を誤解しているかを知る時間」「次のプライベートレッスンでやる内容を決める時間」
という考えです。
グループレッスンは、プライベートレッスンのためにやるというのを参考に。
一人のコーチからレッスンを受ける理由は他にもあります。それは過去記事に書いています。古い記事から順に読むと理解が深まります。