質問コメントです。指導側の人に読んでほしい返答を書いたので、テーマは「指導とは」にしています。
1. 試みます。
窪田さま
アドバイスありがとうございます。
改めて自分の動画を見ると、肩口へのフィニッシュのあと元に戻る(構えの位置(左手で持つ)はできてます。
たぶん・・・ですが、テイクバックでラケットを高く構えると今より打点がいい位置になりスイングも自然になると思います。
時間的に余裕があるときと余裕がないとき・・
意識してみます。呼吸がとまらない様にも。
そういう場面を想定しての素振りもトライしたいと思います。
あと・・オーバーヘッドにしても相手の浮いたボールも、窪田さんのよくない例が、私のミスしたときの場面そのものです。
急に相手から来たボールはスマッシュをしっかり打てるのに、ゆっくりなロブには身体が浮いてしまい、しっかりとスマッシュが打てませんでした。
原因がわかったので、そこを注意したいと思います。
あと、サービスのことでお聞きしたいのですが、私は40代女性、コンチネンタルでサービスを打っています。
球の変化もないし、かと言って威力もないので何とかしたいのですが、窪田さんは私の年代の女性にどんなサービスを教えていらっしゃいますか?
Rei 2012-04-11 17:50:38
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変ですね。[スマッシュはしっかり打てる]こともあるのなら、それなりに威力のあるサーブが打てると思いますが?
サーブは、スマッシュを考えながら、
スマッシュは、ボレーを考えながら、
ボレーは、ストロークを考えながら、
というように、それぞれの共通性を考えて教えます。
そのショットが、それだけの特別な動きにならないように、動きの根本を見抜いて教えなければ、説明がチグハグになります。
それが本当に良い説明ならば、
サーブの練習のとき、「スマッシュのように~してください」というアドバイスを使うことができます。
もちろん、その他のショットでも、いろいろな組み合わせができます。
レッスンでは、サーブよりもスマッシュを多く練習します。(いろいろあって、最近はあまりやっていませんが、、、)
スマッシュができる人は、サーブもできる。
だが、サーブができる人は、スマッシュもできる、とは言い切れない。
サーブは、下手な打ち方でも、経験を積めば入るようになります。
でも、スマッシュはそうはいきません。
例えば、
フォアのグリップのまま、低い打点(頭の高さ)でサーブを打つ人がいます。
彼らは、そのままの打ち方で、スマッシュもやろうとします。
だから、(短いボールは叩けるのに)深いボールは叩けない。
サーブと違って、高い位置で打つことになるからね。
もし、スマッシュができるなら、「ベースラインからスマッシュを打ってください。狙うところは、サービスエリアです。(=サーブ)」ということは可能です。
サーブとスマッシュは、同じような打ち方になるように練習してください。
[私の年代(40代)の女性にどんなサービスを教えていらっしゃいますか?]
「年齢、経験、性別、レベル」に関係なく、同じように教えます。
女性だからといって、女性用の打ち方を教えることはないです。
子供だからといって、子供用の下手な打ち方を教えることもないです(5、6歳でもね)。
男性にはできるが、女性にはできない
子供だから、この打ち方で。
初心者は、この打ち方で。
というのはダメです。
「誰かにはできて、誰かにはできない」というのは、下手な理論です。
本当に良い動きは、そんなものではありません。
技術は、頑張り(筋力)で、どうにかなるものではありません。
身体の動かし方(変化)ですから、健常者なら誰でもできます。
なぜなら、身体の作りも、重さの向きも、みんな共通だからです。
もちろん個人差はあります。
変化は同じだが、その度合いは違うということです。
例えば、 脚の曲げ伸ばしや、胸の張り具合などです。
70以上の男性(私の父)に、「もっと深く膝を曲げて」なんて言わないです。
「膝は使うけど、ちょっとで良いよ」と言います。
その人にとって、心地良い範囲内でやれば良いです。