またもや気絶同然の昼下がりに故郷の衰退を何故か憂いてしまう | 愚奏譜

愚奏譜

ワタシ、かなでの備忘録みたいなもの。
割と内向き・オタクなハナシが多くなりそうです。

勢いに乗って、これも久しぶりなガンダムのハナシ
肴はお馴染みのコレ

勢いが萎んじゃってるガンダムAの最近。
この頃いちばんチカラがあるのが、表紙も飾ってる『HGに恋するふたり』。ガンプラ漫画。
手法的には今や古典になった「20世紀ぐらいには野郎ばっかりだった分野に女の子が挑戦する」というもの。
とはいえ主人公のOLさんは、中学高校時に種直撃世代のアラサーなので「女の子」呼ばわりは失礼か。そんな彼女がガンプラJKと交流し、往時の大切な想いを再生するハナシ。
タイトルに偽りあり、でして、勢いに任せて女の子の増員もされてます。もう二人じゃないです。
面白いですが……この路線の成功を受けてだと思うけど、新連載のラインナップが
こんなの。
OLをキシリアに転生させたり、ハマーンにOLをさせたり、ラルが飯食ったり。
キシリアは「悪役令嬢モノ」なフォーマットで、ハマーンのもどこかで見たようなやつだし、ラルのは言わずもがなのメシモノ。
そりゃね、ワタシだって『シャアの日常』の雰囲気が好きなときもあるけどね。頑張り過ぎな気がする。

雑誌看板としては微妙な気がする『ムーン』
相変わらず新メカ続々で、ワタシは萎えまくってます。イリア・パゾムも3Dも出てきて、リュースとかいう謎貴種に従ってるし、また新メカというか新巨大艦が出てきた。一応設定も付けてたけど白々しくて恥ずかしいだけ。
これも「相変わらず」だけど、サイコライトで奇跡が起きて、みたいな作劇をやられて、これにも「アチャー!やっちまったな!」感しかない。
それは『ヴァルプルギス』にも感じる。新メカ祭りで大風呂敷。

『ジョニー・ライデンの帰還』と、残り3話の『DUST』は安定してるし、『0083』と『ブルー』もかなり尖って展開になって楽しめてる。ワタシ、アリス・ミラー少佐が好きですし。
『無頼』と『F91』はともかく、『Ζ』『F90FF』は読み難くなってきた。『G-UNIT』も。

巻頭のカラーの情報ページも薄味だし、このまま月刊でやるなら、今回の新連載発表みたいな、最近のトレンドをガンダム風味にしたり、後先考えずに新メカ続々でガンプラ系造形ビジネスに繋げるやり方しかないか。コミックだけなら小学館ガンダムも侮れないし。




この勢いで『Re:RISE』のことも書いて置きたかったけど、疲れたのでおしまい。